2日の東京株式市場は大幅続落で始まった。日経平均株価の寄り付きは、前日比187円05銭安の1万5895円20銭。序盤はさらに値下がりし、前日比420円26銭安の1万5661円99銭で終了。取引時間中の1万6000円割れは9月17日以来、2週間ぶりとなった。

前日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が、米国でのエボラ出血熱への警戒や経済指標の停滞を懸念して238ドルの大幅続落。前日の欧米株式市場の流れを引き継ぎ、東京市場はこの直撃を受けた。東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、一時108円50銭台まで弱含んだことも拍車がかかった。

ソフトバンク 〈 9984 〉、ファーストリテイリング〈 9983 〉、トヨタ〈 7203 〉、三菱UFJフィナンシャルグループ 〈 8306 〉といった大型株が軒並み下落。