キーエンスホームページ
(写真=HPより)

キーエンス <6861> が5月7日、2015年3月期の決算を公表した。国内外ともに設備投資の回復基調に乗り、売上と利益ともに過去最高を記録した。

同社の15年度3月期の通期決算は、売上高3340億円(前年同期比26.0%増)、営業利益1757億円(同34.5%増)、経常利益1863億円(同36.3%増)、当期純利益1210億円(同40.9%増)と好調な結果となった。

地域別に見ると、国内売上高が1651億円(前年同期比13.1%増)と安定した結果になった一方、海外売上高は中国及び新興国の鈍化を好調な先進国でカバーし、1689億円(同41.9%増)と大幅増になった。

同社の強みは新商品開発力と営業力だが、新商品では形状解析レーザー顕微鏡、3-Axisハイブリッドレーザーマーカ、超小型画像判別センサの開発を進めてきた。営業面では、課題としてあげている海外での市場拡大を図るため、海外営業体制充実に向けた人材育成と拠点強化を推進した。(ZUU online 編集部)

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