日本フードサービス協会は5月25日、4月の「外食産業市場動向調査」結果を公表した。好天に恵まれるなどで客足は回復基調となるものの、異物混入問題のあったファーストフードで依然厳しい状況が続くなど、全体の売上高は前年同月を2.7%下回る結果となった。

業態別では、ファーストフード全体の売上高が前年同月比7.3%減となった。和風と麺類では前年比を上回ったものの、洋風では異物混入問題の影響が続いているせいか、客数と売上高のいずれも落ち込み、全体を押し下げる形となった。洋風では客数が前年比13.4%減、売上高が同比15.5%減と大きなマイナスとなった。

一方、ファミリーレストランは全体売上高が前年比3.2%増と、24カ月連続で前年を上回った。業種別でも「洋風」「中華」「和風」などすべての業種で売上が前年比を上回った。客数も「中華」を除き好調だった。

パブ・居酒屋業態では「居酒屋」で客数や売上が伸びず、全体で前年を下回った。ディナーレストランでは、客数・売上高ともに前年を上回った。(ZUU online 編集部)

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