尼崎市でスマートコミュニティ
(写真=プレスリリースより)

野村不動産、ジェイアール西日本不動産開発、長谷工コーポレーション<1808>は19日、まいぷれ withYOU、関西電力<9503>、三菱電機<6503>と共同で、兵庫県尼崎市のJR塚口駅再開発プロジェクトZUTTOCITY」における電力の需給状況の見える化を行うとともに、尼崎市全域において、地域通貨ポイントを新たに導入すると発表した。

これは、地元の商店と連携してデマンドレスポンスを行う持続可能な省エネ・地域活性化の取組みを行う。この取組みは、今年度尼崎市が進める「尼崎版スマートコミュニティ」に認定されたもの。尼崎市の補助を受けて事業を推進していく。

具体的には、「ZUTTOCITY」において、住居や商業施設に電気の使用量の管理機器を設置することにより、電気の使用量を見える化し、街区全体の電気の需給状況を、街区に設置したデジタルサイネージでリアルタイムに表示する。また、尼崎市全域で、新たに地域通貨ポイント「ZUTTO・ECO まいポ(まいぷれポイント)」を導入する。

夏冬の電力需要がピークとなる時間帯に電力需要を下げるため、ユーザーに節電のお願いを行い、地元の商店や駅ビルなどに外出した場合に通常時の2倍のポイントを付与することで、デマンドレスポンスを進めるとともに、地域通貨ポイントの有効活用を行い、地域の活性化を図る。(ZUU online 編集部)

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