「日本を訪れる留学生が日本ですべきことトップ10」が発表された。ロンドンに本拠を置く高等教育関連情報サイト「Topuniversities」によるもの。外国人が日本の何に魅かれ、学生たちにお勧めしているのだろうか。外国人視点からの日本を見ることで、知っているようで知らなかった日本の良さを再発見できるかもしれない。10位から順に見てみよう。

10.大阪の夜を探検する(大阪府)

大阪は日本の商業の都として生き続け、昼も夜も活気にあふれる。カラオケバーに足を踏み入れれば、まばゆくリアルな大阪のナイトライフを体験できること間違いなしだ。「天下の台所」としても知られるように、大阪は食文化も特徴。きっと訪れた人の胃袋をつかんで離さないだろう。

9.“桜祭り”(お花見)に行く(日本全国)

日本のユニークな文化、おいしい食べ物、効率的な交通機関や都市での生活、壮大な景色が日本に留学するのに納得のいく理由にならないとしても、春の桜は間違いなく惹きつけるだろう。桜祭りと呼ばれることもある。

8.姫路城を訪ねる(兵庫県)

息をのむような美しさをもつ姫路城がユネスコ世界遺産、そして国宝に登録されている。その輝く外観から白鷺城の異名をもつことも知られている。神戸から車で1時間、京都や大阪からも日帰りできる点も見逃せない。桜の咲く春がベストシーズンである。

7.太鼓や他の伝統芸能を試してみる(日本全国)

ほとんどの人にとって、たとえ実物を見たことはなくとも、音は聞いたことがあるという人が多いに違いない。日本の伝統的な楽器である太鼓は外国から見れば特徴があるようで、その低音は忘れがたいはず。日本の大学の上位校にはたいてい、太鼓や絵画、書道、折り紙、生け花など日本の伝統芸能を体験できる学生の同好会があり、試さない手はないだろう。

6.北海道を旅する(北海道)

スキー、スノーボード、ラフティング、フィッシングとしてサイクリング――北海道はアウトドア愛好者にとって絶好の地だ。日本で2番目、世界でも21番目に大きい島である北国・北海道は独特の四季を持ち、年間を通して集まる多くの訪問者を国立公園、温泉、祭り、息をのむ絶景へと誘う。