総合リースのオリックス <8591> は16日、インドネシアでオートローン事業を展開するPT.Sinar Mitra Sepadan Finance(SMS)を買収すると発表した。インドネシア金融庁の許可を取得し、10月を目途に外資企業の出資上限比率となるSMS発行済み株式の85%を取得する予定。

オリックスは1975年にインドネシアに進出。現地の大手企業から中堅・中小企業向けに設備リースや自動車リース事業を展開してきた。今回の買収でオートローンへと事業領域を拡大し、同国での金融サービスの多角化を図る。

SMSは2000年に設立された独立系のオートローン事業者。インドネシアに106の支店網を持ち、中古の市場価格が底堅い日本車のミニバンやトラックを主体に取り扱い、小口分散化された債権ポートフォリオを形成している。

オリックスは1971年に香港に進出して以来、海外35カ国・地域に544拠点のネットワークを構築している。 (ZUU online 編集部)

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