アメリカの人材あっせん企業Vaultが「世界で最も権威ある投資銀行」のランキングを発表した。1位にはゴールドマン・サックス、続く2位にはモルガン・スタンレーが選ばれるなど、日本でも名を知らしめている投資銀行が多く選出された。日本からは唯一、野村ホールディングスが27位にランクインした。

Vaultでは毎年、数千人単位の投資銀行業務のプロフェッショナルに対して調査を行っており、今回のランキングは85以上の銀行から選ばれた専門家約3,000人の調査結果を集計したものだ。

日本にも外資系大手の金融機関が多く進出しているが、国内企業に関しては投資銀行という業態はまだまだ未発達だ。しかしながら法改正や規制緩和により確実に変化は起こってきており、今後の発展はこれまで以上に要チェックである。本ランキングは、そのための一つの指標となるに違いない。

それでは「世界で最も権威ある投資銀行」のランキングを10位から順に紹介していく。

第10位 バークレイズ(インベストメントバンク部門)

バークレイズはイギリス・ロンドンに本社を置く総合金融グループである。事業分野は銀行、投資銀行、証券、クレジットカード業など多岐にわたり、イギリス4大銀行の1つとされている。投資銀行部門では財務アドバイザリーや資金調達、リスク管理などの業務を行う。

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第9位 グリーンヒル・アンド・カンパニー

グリーンヒル・アンド・カンパニーは1996年に設立された独立系投資銀行である。M&Aアドバイザリー業務を専門に行っており、ブティック型投資銀行として知られる。世界14カ所に拠点をもつ。本社はアメリカ・ニューヨーク。

第8位 バンク・オブ・アメリカ

バンク・オブ・アメリカはアメリカ大手の金融グループだ。『バンカメリカ』『バンカメ』と略されることも多い。一般消費者・法人向けの銀行事業をはじめ投資銀行事業も手掛けるなど、事業領域は多岐にわたる。本社はノースカロライナ州シャーロット。

第7位 クレディ・スイス

クレディ・スイスは世界大手のユニバーサル・バンクである。主要事業部門はプライベート・バンキング、投資銀行、アセット・マネジメント。スイスのチューリッヒを本拠とし、世界50カ国以上に拠点をもっている。1856年設立。

第6位 エバーコア

エバーコアは独立系のブティック型投資銀行。北米、ヨーロッパ、南米、アジアに27の拠点を持ち、アルゼンチン、オーストラリア、中国、インド、日本、韓国の企業と業務を提携している。1995年設立。本社はニューヨーク。

第5位 ラザード

見事トップ5入りを果たしたラザードは世界的な投資銀行であり、主要事業はファイナンシャル・アドバイザリー部門およびアセット・マネジメント部門である。本社はアメリカ・ニューヨーク。現在は世界27カ国に43のオフィスを構え、また1848年設立であり歴史ある企業である。

第4位 ブラックストーン

ブラックストーンはプライベート・エクイティ・ファンド、メザニン・ファンド、不動産投融資、投資アドバイザリー、レバレッジド・ファイナンスなどを事業とする世界大手の投資ファンド会社だ。本社はニューヨーク。

第3位 JPモルガン

見事トップ3入りを果たしたのは、世界的な総合金融サービス会社であり銀行持株会社であるJPモルガン・チェース・アンド・カンパニー。JPモルガンはその法人向けブランドで、グローバルな投資銀行業務を展開していることで有名である。1799年設立。本社はニューヨーク。

第2位 モルガン・スタンレー

ランキング第2位となったモルガン・スタンレーは法人・機関投資家向け証券、グローバル・ウェルス・マネジメント、資産運用の3つの業務を柱とする世界的な投資銀行である。本社はニューヨーク。リーグテーブルでは上位ランクの常連企業だ。

第1位 ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニー

最も権威ある投資銀行に選ばれたのはゴールドマン・サックス。ニューヨークに本拠を置く世界大手の名門金融企業。投資銀行業務、証券業務、投資管理サービスなど幅広い分野で事業を展開する。1869年設立。

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