アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

おはようございます。天気が良いと日の長さを感じる季節となりました。朝も家を出るときもかなり明るいということで天気が良いと何となく気分も良くなる感じです。株式市場もまだまだ疑心暗鬼ではあるものの、決算発表に一喜一憂しながらも堅調な展開となっています。本日は週末ということで手仕舞い売りも嵩んできそうですが、好決算などには素直に反応してくるものと思います。

昨日のトヨタ <7203> や明治HD <2269> のように今期業績に関してはかなり慎重にみるところが多いのですが、そこまで悲観する必要もないのではないかと思います。為替にしても今のところ一気に円高に振れるということでもなさそうですし、個人的には円安方向になってくるのではないかと思いますし、それほど悲観的にならずに引き続き買える銘柄の買い場探しということで良いのだと思います。

米国株が堅調となったことや再度円安気味となったこともあり、本日の日本市場は堅調な展開が期待されます。週末ということや本日の引け後も銀行など決算発表が多いことなどから、手仕舞い売りも嵩んでくるのでしょうが、オプションSQに絡む買戻しなども期待され、主力銘柄を中心にしっかりとした動きが期待されます。円高が進むということでもなければ値持ちもいいのでしょうし、円安となれば買戻しを急ぐ動きも強まるものと思います。小型銘柄は昨日同様に手仕舞い売りに押されるものが多くなりそうです。

17,000円水準を試す動きはありそうです。下値は16,500円~600円水準から下は売り難さも見られ、16,000円台後半での動きが当面続きそうです。17,000円を超えて買い上がる手掛かりにも乏しく、逆に16,000円水準まで売られることもなさそうです。

本日の投資戦略

トヨタ <7203> の決算発表を受けての株価動向が今の相場を如実に示している感じです。結局は「寄り付き安値」となったのですが、さすがに寄り付きから買えるかどうかということなのでしょう。ただ、今期決算に対して慎重な見方ということは言えるわけで、売り急ぐ必要もないということでしょう。

逆に明治HD <2269> などは好調な前期決算、慎重な今期決算という図式ではトヨタと何ら変わりはないのですが、買い気配から始まり、大きく上昇となりました。両社の違いは決算発表時まで売られていたか、買われていたかの違いであり、どこまで織り込まれている株価なのかということを考えると良いということです。ただ、慎重な見方となっていても、まだまだ割安というものも多く、それこそ、決算発表への反応は周りに流されずに、しっかりと見極める必要があるということでしょう。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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