アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

おはようございます。ようやく東京のオフィスに帰ってきました。福岡から羽田に帰ってくるよりも羽田から自宅までが遠いという感じでしたが、福岡の皆様にも「円安になる」と言っていたので、本日の米国の動きは良かったと思います。円安デメリットのある会社もあるのですが、総じてみると円安は素直に好感しても良いと思います。

中国市場の崩壊や日本での恐慌などを煽る向きもいるようですが、あくまでも「本の宣伝」と考えておいて良いと思います。不安を煽ることで本が売れれば良いということなのでしょうし、注目を浴びたいだけということだと思います。銀行の決算にしても決して悪いものでもなく、国債の含み益を考えれば、あとはいかに貸し出しを増やすかということなのでしょう。米国が利上げをできるということは世界経済への懸念が少ないということなのですから、ここは素直に円安に反応しておいて良いのだと思います。

米国株はまちまちですが、ドル高の割に大きく売られることもなく、本日の日本市場は円安を好感して堅調な展開が期待されます。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は上値も重かったのですが、燃費不正などを問題とせず自動車株が買われるかどうかというところです。小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。

昨日の高値水準である16,800円水準を抜けることができるかどうかというところです。抜けてくれば一気に17,000円水準まで上昇ということもありそうです。ただ、17,000円を付ければつけたで達成感も出てきそうで。当面は16,000円台後半から17,000円水準での動きとなりそうです。

本日の投資戦略

今度は素直に米国の利上げが円安となって来ました。米国が利上げをできるということは米国内の消費動向などに問題がなく、新興国景気への影響も少ないとみているということであり、米利上げ問題が取りざたされるなかで原油価格動向に表れるような信用収縮の動きがみられないとしっかりと円安になるということでしょう。

やはり円安とドル高ということをしっかり分けて考えておく必要がありそうです。信用収縮=リスク許容度の低下としての「円を買う動き」の場合は同時に米ドルが買われているということなのでしょうし、米利上げがないということで円高になっている場合は米ドルが売られているということなのです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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