アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

天気予報も何も見てこなかったので、傘を持って来ていないのですが、通勤途中かなり激しい雨が降っているところもあり、ちょっと憂鬱になりました。台風が続々と来ており、被害の広がりなどが懸念されます。株式市場も閑散としているなかで指数は堅調な雰囲気だったのですが、週明けの米国で円高が進んだことでまた雰囲気も変わって来そうです。

ようやく17,000円台回復となったのですが、本日は17,000円を割り込んでしまいそうです。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出もあり、まだまだ波乱もあるのでしょうが、米国が利上げ方向にあるということには違いないのですから、ここで大きく円高になるという懸念は薄いと思います。リスク回避の円高なのか、ドルが売られただけなのか、しっかりとみておかなければならないと思います。

米国株は堅調となったのですが、為替が円高になったことから夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は安く、本日の日本市場は売り先行となりそうです。米国利上げが遠のくということでドル安=円高になったのですから、特にリスク回避の動き、信用収縮ということではないので、売り急ぐ動きはなさそうです。ただ、割安感から買われていた銘柄なども買い一巡感となってくる可能性もあり、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出を控えていることもあり、いったん売られ出すと大きな動きとなるかもしれません。

17,000円台を保つかどうかというところですが、夜間取引で先物が17,000円を割り込んで推移しており、17,000円を割り込んで下値を試す動きになりそうです。節目とすれば16,700円~800円水準ということなのですが、17,000円を割り込んだところから日銀の買いなどが期待されて下げ渋れば、すぐに17,000円回復ということになるかもしれません。為替次第という感じですが、17,000円を超えたところが上値となる可能性も否定できないということでしょう。そうなると16,500円~600円水準まで調整となりそうです。

本日の投資戦略

指数は「良い感じ」で来ていたのですが、米国での利上げが遠のくということで円高に振れ、今度は17,000円水準が上値となってしまうという雰囲気も出てきました。安くなるところでは日銀のETF(上場投資信託)買いも期待されるので、売り急ぐ動きはないのでしょうが、円高が進むということ、そして先物・オプションSQ(特別清算指数)算出の思惑が絡むと意外に大きく売られるという懸念も捨てきれません。

それでも、売り急ぐ動きにはなり難く、先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む売りだとすれば、「SQまで」ということになりそうです。ここから日銀の買いなどで意外に切り返すようであれば、SQが高値、日銀の買いにも関わらず売られるようであれば、SQが安値となるようなことが想定されます。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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