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現代の様式に合わせてリライト

「hacozen」の箱膳:「お米が主役」

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(写真=プレミアムジャパン)

日本の伝統的な食文化を現代の暮らしに再提案

「箱膳」を知っていますか。

テレビや時代劇でときどき見かけることもあるかと思います。一人分の器を収納する箱で、食事の際には蓋を返してお膳として使える道具。明治から昭和にかけての食生活や生活様式の変化から、その姿を消しました。

そこで、現代の様式に合わせてリライトしたのが「hocozen」が展開する箱膳。

メイプルの天然木にウレタン塗装を施した「クラシック」「メイプル」、そしてウォルナット製の「ウォルナット」。伝統的な形状やサイズ感はそのままで、見た目の重厚感や実際の重量を軽減。材質や塗装で現代的な空気感を表現して、使いやすく仕上げました。いずれも神奈川県小田原市の伝統木工芸技術。光沢感を抑え、木の質感や表情を生かしています。

箱膳に合わせて、石川県の木地師が製作したケヤキ材の「ふき漆」や、トチ材に炭を混ぜた漆を施したマットな質感の「炭漆」など、オリジナルの器もそろえています。

箱膳を現代の生活に“リボーン”させたのは、「hacozen」プロデューサーの高橋裕さん。日本の食文化を勉強していくうちに知った箱膳を、現代の暮らしに再提案しようと生み出しました。

「かつては1人に1つずつ箱膳が与えられていました。食べるときはお膳になり、食べ終わると道具を収納する。とても機能的で合理的です。コンパクトで機能的というのは、日本文化の象徴だと思うのです。現代の家電もコンパクトさと機能性と合理性が追い求められていますよね」

和食がユネスコ無形文化遺産になるなど、その魅力が見直されている日本の食文化。箱膳にはそうしたものが凝縮されているのだと高橋さんは言います。

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