(データ提供=エコノミックインデックス) (データ提供= エコノミックインデックス

人工知能の技術を使ったビッグデータ分析サービス「EIセンチメント」を活用し、日経平均株価の変動に影響を与えた市場心理を探る「EIセンチメント + ZUU online サーベイ」。今週のキーワードトップ10を紹介する。

EIセンチメントは、エコノミックインデックスが独自のビッグデータ分析サービスとして提供するもので、日経平均のように日々変動する数値指標に対して、あらかじめ指定したキーワードが同一期間にTwitter上で出現した回数との相関を解析し、数値指標の変動要因を明らかにする。

それではトップ10キーワードと影響力を見てみよう。同社が算出したデータをもとに、ZUU online編集部で「なぜそのキーワードの影響力が高かったのか」を検証してみた。

日経平均が下がるのは国会論戦に関する話題が盛り上がった時?

順位 キーワード 影響力 出現回数
1 就職 9.90 10,588
2 円安 6.20 1,653
3 不動産 5.08 6,017
4 確定申告 4.98 717
5 アラブ 4.22 927
6 大統領選 4.16 1,570
7 投資 3.32 12,852
8 敬老 3.05 1,349
9 景況 2.84 257
10 ボーナス 1.13 7,984

(データ提供= エコノミックインデックス

月曜日から4営業日続伸となった今週の日経平均に対して、トップスコアとなった「就職」は、普段通りの就活の経過や昔話と共に、ノーベル医学・生理学賞を受賞した大隈教授が過去に寄稿した文章の中で、就職予備校と揶揄される大学の在り方に対する危惧が話題となった。また10月に入り、多くの大企業でない定式が行われた影響もあるのかもしれない。

同日にスコアを取った「アラブ」は、大きなニュースがない中で先週に続きスコアをとった。

3日(月)を見ると、「大統領選」は、米国大統領選まで残り1カ月となった話題が中心ではあるものの、18年のロシア大統領選に関する話題も散見された。もう一つの「景況」は9月の日銀短観・業況判断指数が前回から横ばいとなったニュースが反応を示した。

5日(水)の「投資」は、前日4日が「投資の日」だったことはあるものの、前述したノーベル賞受賞に付随して、研究開発投資に関する意見交換が活発化したようだ。

6日(木)の「円安」は、米国の株高や原油高などと合わせてニュースの見出しに現れた。同日の「不動産」は前日に朝日新聞社が発表した5か年計画の中で、貴重な収益源となっている不動産賃貸事業の強化といった項目が注目された。もう一つの「ボーナス」は普段と変わらずゲームの話題が多いものの、今週トップの「就職」とセットで現れるキーワードでもあった。

7日(金)にスコアを取った2つのキーワードはどちらも国会論戦からの派生であり、「確定申告」は政治資金における「白紙領収書問題」を批判する文脈、「敬老」は人口減少・高齢化に関する議論を受けて盛り上がったのだろう。

先週に続き、日経平均が下げるタイミングで国会論戦に関する話題がスコアを取ってしまう状況は、もし何らかの形で法則化できるなら面白い現象ではある。(ZUU online編集部)

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