アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

朝早い電車で来ているのですが、とても混んでいて、非常に不快な思いをすることがあります。香水の匂いも含めて、匂いがきついというのは本人には悪気がないだけに本当に困ります。株式市場は意外高という感じで特に材料があったということでもないのですが、大きな上昇、しかも節目とみられる17,000円をしっかりと超えてきました。

まだまだ、5月高値水準まで上昇となったことでさらにここからは上値も重くなりそうです。決算動向を見極めたいということや月末・月初の日銀の金融政策決定会合の結果を見たいということもあるのですが、ちょうど2年前の10月にファンド筋の買いで20日から上昇となったように今回もここから上昇が続くという可能性もありそうです。相場は相場に聞け、ということで本日や週明けの相場をしっかり見れば方向が見えてくるかもしれません。

米国市場は方向感に欠ける展開が続いていますが、日本市場は円安となったこともあり、堅調な始まりが期待されます。週末ということで手仕舞い売りを急ぐ動きになるかどうかというところです。積極的に上値を買い上がる材料に乏しいことから、5月末の水準を意識して上値も重くなりそうで、上値の重さが嫌気されるようであれば手仕舞い売りに押されて冴えない展開となりそうです。

17,000円をしっかりと超えてきた雰囲気はあるのですが、まだ17,000円台での値固めということで押し目を試す動きも見られそうです。あっさりと17,000円を割らずに17,000円水準で買いが入るかどうかということになりそうです。上値は5月末の水準を抜けると17,500円水準が目途となって来そうです。

本日の投資戦略

特に材料があるということでもないのですが、大きな上昇となりました。こうしたことがこれまでも何度かありましたが、全く手掛かりがないなかでの上昇という時は大きな上昇の始まりか一過性かどちらかということになりそうです。一部の投資家の買いが指数を押し上げたとも考えられ、そうした買いが続くのかどうかで方向が決まるということになりそうです。

ヘッジファンドなどの買いという可能性もあり、年金など長期資金の買いという可能性もあるのですが、結局は蓋を開けてみないことにはわからないということでしょう。ここは個別には素直にチャートなどの形で売り買いをして、相場全体としては節目を確認しながら利益を確保する、そしてしっかりとヘッジをしておくということで対処すれば良いと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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