アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

朝家を出るときに、オリオン座やおおいぬ座など冬の星が見られる季節になりました。株式市場は最近では季節性も感じなくなることも多く、日銀の買い期待だけで日本株式市場はもっているという感じでもあり、全く盛り上がりには欠ける展開となっています。

PTS(私設取引所)で信用取引を解禁という話題もあるようですが、現状よりもさらに投機的な取引を助長するようで個人的にはどうかと思います。信用取引も便利ではあるのですが、「お金を借りて取引をしている」ということをよくよく認識した方が良いと思います。事業を行う上で、採算を考えて借り入れを行うということは当たり前なのですから、信用取引を行う時には是非「借り入れコスト」も考えた方が良いと思います。

米国市場は相変わらず方向感は見られないのですが、再度為替が円安気味ということで値持ちの良い展開が期待されます。日銀の買いが昨日も入っていたということで目先的な過熱感があるなかで売り難いという感じです。ただ、さすがに決算発表が本格化、日銀の金融政策決定会合を控えている週末に向かって積極的に買い上がり難く、上値の重さが嫌気されると手仕舞い売りに押されることもありそうです。

17,500円水準を目指す動きが続いていますが、それ以上に積極的に買い上がる手掛かりに乏しく、どこかでいったん調整となると思います。為替が円安気味ということで売り急ぐこともないので、17,000円を大きく割り込むということはなさそうですが、17,000円水準での底堅さを試す場面もありそうです。

本日の投資戦略

相変わらず米国市場は市場全体としての方向感が見られません。為替も円安気味ではあるのですが、円安がどんどん進むという雰囲気でもなく、株式市場も盛り上がりには欠ける展開となっています。予想された通り、1ドル=100円という水準に想定レートを設定して下方修正となる企業も多く、足元の決算動向は芳しいものではない感じです。ただ、現状の水準からさらに円安となると、今度は想定レートを円安方向に設定しなおして上方修正となりそうです。

決算発表はどこまで織り込んでいるかということが重要です。好調な決算や見通しを示しても売られるもの、芳しくない決算で買われるもの、などもあり、従来の予想と比べてどうか、既に株価はどこまで織り込んでいるのか、などをしっかりとみておく必要がありそうです。それでも読み切れないことがあるのですから、決算発表を受けての目先の値動きはある程度許容しておくということも大切です。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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