アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

異様に強い株式相場となっていますが、「トランプ大統領になると大暴落する」と言っていた向きもこれだけ上昇しても依然として暴落すると言っている向きもいるようです。ここのところ急騰している銀行株などを見てみると「逆日歩」がついているものも多く、そうした言葉に踊らされて「カラ売り」をした人たちは大変なことになっているのではないかと思います。

ここまで大きく振り回されるとは思っていなかったのでしょうが、さすがにここからは18,000円を意識して上値も重くなりそうですし、手仕舞い売りに押されるものも多くなってくるのではないかと思います。少し前に「カラ売りが流行っている」とアルゴナビスの生徒には聞いていたのですが、使い方を間違えると大変なのでしっかりと勉強した方が良いと思いますし、空売りをしなくても利益が出せるやり方をした方が良いと思います。

米国株が軟調、為替もさすがに円安一服となったことから本日の日本市場は軟調な展開になりそうです。日銀買い期待などは残るのでしょうし、大きな流れは変わっていないということで値持ちは良いのでしょうが、ここのところ大きく買われていたものも多く、手仕舞い売りが一斉に出ると売りが売りを呼ぶということもあるかもしれません。幕間つなぎ的に小型銘柄の値動きの軽いものが物色されそうです。

18,000円を一気に抜けるということはありませんでしたが、1月の戻り高値水準である17,900円を伺うところまで上昇となりました。ただ、ローソク足の形としては今日の寄り付きが昨日の安値を割り込んで始まると、調整となる形であり、いったん17,500円~600円水準まで調整となりそうです。

本日の投資戦略

さすがに米国市場は上げ一服となり、円安も一服となった感じで、本日の日本市場も冴えない展開になりそうです。それでもなお、買い上がるということがあればちょっと無理があるということであとの反動が怖そうです。18,000円という水準を意識しているというところも一昨年の今頃の動きと似ている感じですが、目先的な過熱感を冷ましながら、堅調な地合いは続きそうです。

米国の次期大統領がトランプ氏になると大変なことになるとあれだけ喧伝していた向きも多かったのですが、性懲りもなく「トランプ銘柄」「トランプ関連」と喧しくなっています。賞味期限の少ないものも多いと思われ、しっかりと利益を確保しながら逆張りの芽もしっかりと考えておくということが必要なのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

【編集部のオススメ記事】
2017年も勝率9割、株価好調の中でもパフォーマンス突出の「IPO投資」(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
株・債券・不動産など 効率よく情報収集できる資産運用の総合イベント、1月末に初開催(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)