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(写真=PIXTA)

FXを始めるにあたり、取引会社がいろいろありすぎてどこを選べばいいのかわからなくなってしまう人は案外多いのではないだろうか。様々な取引会社の中から自分に合った会社を選ぶには、まず何を重要視するかをきちんと考えることだ。

コスト面が大事なのか、サービス内容で選ぶのか、どれを重視すればいいかをいろいろな観点から比較してみよう。自分には何が必要か、何を重要としていないかを確認して絞っていけば、適した取引会社が見つかるはずである。


FX会社の比較ポイント:スプレッド

FXの取引コストにはまず「売買手数料」が挙げられる。だが最近は手数料無料のFX会社がほとんどになっているので、手数料で比較する必要はあまりないだろう。では何をもって比較すればよいかというと「スプレッド」である。スプレッドとは買値と売値の差を表している。会社によって、この差は原則固定である場合と変動幅がある場合とで分かれる。取引会社を選ぶ際はスプレッドが狭い方が利益につながるということをまず覚えておこう。

FX会社の比較ポイント:スワップ金利

コスト面を考えるポイントとして「スワップ金利」も知っておかなげればならない。スワップ金利とは2通貨間の金利差のことをいう。低金利の方の通貨を売って高金利の方の通貨を買うことでスワップ金利を受け取ることができる。そうすると、高金利の通貨を売って低金利の通貨を買った場合はスワップ金利を支払わなければならない。また、FX会社によってスワップ金利も異なってくる。

FX会社の比較ポイント:為替ニュース

次にサービスで比較してみよう。取引会社によって、為替ニュースの配信に大きな違いがある。情報量の多さが重要と考えているならば各会社の配信状況を比べてみる必要がある。また配信されるニュースによって情報の内容も変わってくるので、自分はどんな情報を求めているのかも把握しておいた方がよいだろう。

FX会社の比較ポイント:レバレッジ

また「レバレッジ」のしくみも知っておかなければならない。取引会社に自分のお金を証拠金として最初に預け入れると、その証拠金の数倍〜数百倍の金額で取引が可能となる。これをレバレッジという。FXの大きな特徴の一つでもあるが、大きなレバレッジをかけるとその分リスクも高まるので注意が必要だ。日本国内においては各会社、最大25倍までレバレッジをかけることができるので、ここでの大きな差はあまりない。だが少ない証拠金で運営したいのであれば「最小取引単位」も重要となる。最小取引単位が多ければ高い証拠金が必要であるが、少なければ証拠金も少額で運営が可能となる。

FX会社の比較ポイント:注文機能

FX初心者にはわかりにくい「注文機能」についても知っておくことが必要である。注文機能にはいろいろな種類があるが、各社とも基本的な機能は備わっている。違いとしてはまず「トレール注文」が可能かどうか、ということだ。

トレールは為替レートの値動きによって逆指値の価格を自動的に引き上げたり引き下げたりすることである。他に「売買シグナル」もある。これはテクニカル指標に基づいて売買タイミングを教えてくれる機能である。これも会社によって使用可能かどうかが分かれる。

「システムトレード」という一定のルールにしたがって自動売買を行う機能も同様だ。これらの機能は必ずしも必要というわけではないが、これらを使いこなすと作業量やリスクを減らすことができる。

またモバイルでのFXの取引も可能だ。スマートフォンならほとんどの会社が対応しているし、携帯電話でも可能な会社も多く存在する。ただしモバイル対応していない会社もあるのできちんと確認しておこう。

FX会社の比較ポイント:ロスカット

リスクの面でも比較が必要だ。一般的なFXサービスは証拠金以上の損失がなるべく出ないようなしくみになっている。これを「ロスカット」といい、損失が膨らんだ際に証拠金がなくなってしまう前に強制的に決済が行われる。ロスカットレベルの基準は取引会社によって異なっているが、多いのは20%〜30%あたりの設定である。中には自分で設定できる会社もあるのでこれもきちんと確認しなければならないポイントの一つだ。

FX会社の比較ポイント:会社の信頼性

そして会社の信頼度も重要なポイントとなる。現在のFX会社の安全性はかなり高まっているが、やはり信頼できる会社を選びたい。比較しやすいのは各社の口座数、証拠金残高、資本金などだ。これらは会社の規模を表す指標になる。また金融商品取引業者の財務の健全性を表す指標となる自己資本規制比率は120%以上に保つことが法律で義務付けられている。これによっても会社の信頼性を見極めることができる。

これらの様々なポイントを比較していくと、自分に合った取引会社が絞られていくはずだ。まず何を重視するかを考え、絞った会社を残りのポイントで比較してみよう。FXを長く続けていくには信頼できる会社を選ぶことが重要である。