トランプ,消費者,景気,米国

米ミシガン大学がドナルド・トランプ氏勝利後に集計したサーベイから、「消費者信頼感指数(CCI)」が85.2(前月比8.4ポイント増)を記録し、過去5年間で最高の伸びを見せていることが判明した。

また過去10年間で初めて、世帯所得上昇を期待する消費者が4割に達するなど、米経済に対する楽観的ムードがただよっている。

選挙が終わった安堵感が数字に反映?

サーベイ結果の詳細を見てみると、「消費者マインド指数」は93.8(6.6ポイント増)で過去6カ月の高水準。「現在の経済情勢」は107.3(4.1ポイント増) と、総体的に消費者間の期待が上昇。

賛否両論を巻き起こしているトランプ氏の次期米大統領就任が、結局のところ経済刺激効果をもたらしていることがわかる。

「米経済は来年も上昇し続ける」と期待する消費者は、前月から11ポイント増え46%。対照的に懸念をかかえる消費者は7ポイント減の37%に。また「来年からは世帯所得が上昇する」との期待も37%に達している。

ミシガン大学はこうした効果を新大統領誕生にともなう一過性のものと見ており、トランプ氏が唱える大胆な経済政策が現実にどの範囲まで遂行されるかは勿論、狙いどおりの効果をあげるか否かによって、消費者間の期待が上下すると予測している。

サーベイ部門の首席エコノミスト、リチャード・カーテン氏の指摘どおり、「泥沼化した選挙を終えて、ホッとした消費者の安堵感が指数に反映されている」可能性も、十分に考えられるだろう。

仮にヒラリー・クリントン氏が勝利していた場合、どのような指数が弾きだされていたのかーーという点が気になるものの、今となっては知るすべもない。(ZUU online 編集部)

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