アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

昨日は帰りが非常に寒く電車も混んでいて大変でした。そろそろ「忘年会シーズン」ということで飲んで帰る人たちも多いのでしょうが、その割には早い時間にとても混んでいました。残業を少なくする企業も増えているのか、以前に比べて早い時間帯の電車が混んでいる感じです。それだけ企業に無駄がないということで企業収益は増えるかもしれません。ただ、逆に残業代が減ったなかで時間があると言っても出費を増やすわけにはいかず、経済にはマイナス効果ということになりそうです。

残業代を減らしても給料が変わらないというようにしなければ、景気は良くならないと思います。もちろん、残業などしなければしない方が良いのですが、その分賃金が減る、出費も減るということであれば、デフレからの脱却もままならないということではないかと思います。平日の夕方や夜に、都心の居酒屋ばかりでなく、郊外のスーパーや百貨店、レストランなどが混んでいるようになれば、それだけ景気も拡大してくるのではないかと思います。

米国株高や円安を受けて本日の日本市場も買い先行となりそうです。引き続き18,500円水準の節目を試す動きになるのでしょうが、節目での上値の重さが確認されると昨日のように手仕舞い売りに押される場面も出てきそうです。先物・オプションSQ(特別清算指数)算出に絡む思惑なども指数を動かす要因になり、為替動向、先物動向に敏感に反応することになりそうです。米国で金融株が堅調となっていることから、引き続き金融株などを物色する動きとなりそうです。

昨日は18,500円水準を試したものの抜けきれなかったということで本日も再び高値を試す動きになりそうです。買い戻し一巡となっているのであれば、上値も重くなりそうですし、寄り付きからの買いが一巡した後も買いが入るかどうかということが試されそうです。先物・オプションSQに絡む動きもあり、意外高、や意外安ということもありそうです。

本日の投資戦略

日銀買い期待が強いこともあって目先的な過熱感は依然として強いのですが、堅調な展開が続いています。空売りの買い戻しを急ぐ動きもまだまだ続いているということで指数は下がらない感じです。為替も円安傾向が続いており、業績回復期待もあって売り難いということなのでしょう。

米国株も堅調な地合いが続いており、かなり強気に傾いている感じですが、こうしたときはやはりいったん調整となることも考えておいた方が良いと思います。個別に見ていった場合、高いものがさらに高く、安いものは依然として安いという状況であり、「ここから買えない」という銘柄や「まだ下がりそうだから買えない」という銘柄ばかりということで買い戻し一巡となると一気に手仕舞い売りに押されるということになりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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