アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

今朝家を出たところでは満月が雲に見え隠れして何とも幻想的でした。株式市場は米国の利上げを受けて米国株は安くなっているのですが、日本株は買い直されそうです。どこまで利上げ=円安が織り込まれていたかということになるのでしょうが、ここからクリスマス休暇などもあるので外国人の買いが続くかどうかが注目されます。

昨日の朝刊に今年の株式投資で利益が出ているかどうかのアンケートというのが掲載されていましたが、11月の大統領選直後の集計ということでしたが、大幅にプラスが2%、ややプラスが25%とのことでした、大手投資顧問会社の集計ですが、(もちろんアルゴナビスの会員は「大幅プラス」100%と思いますが・・・。)大統領選挙後に大きく上昇してるので、この数字も改善しているのではないかと思います。ただ、信用取引での売りがかなり嵩んでおり、逆に損失が増えるという人もいると思います。これまでも「信用取引の売りをやらなければ儲からない」という見方も多かったので、今回の上昇を素直に喜べない人たちもいるのかもしれません。

米国株は軟調となったのですが、為替が大きく円安となったことが好感されて買い先行となりそうです。ただ、利上げを織り込まれていた面もあり、円高一服となるとい手仕舞い売りも出て上値も限られて来そうです。夜間取引の日経平均先物は上値も限られたのですがシカゴ市場(CME)では大きく買い直されており、上値を試す動きになるのでしょう。空売りの買い戻し一巡となったあとに手仕舞い売りに押されるものも出てきそうです。

19,500円水準を試す動きになるかどうかというところです。チャートを見ると昨日の高値を抜けてこないと「毛抜き天井」となるのですが、上値は試す動きになりそうで、あとは「かぶせ線」のように手仕舞い売りに押されて昨日の引け値水準を下回らないことがさらに上昇する条件となりそうです。19,000円台まで上昇していることで達成感や材料出尽くし感が出ると、手仕舞い売りが嵩んで調整となる可能性もありそうです。

本日の投資戦略

注目された米国FOMC(公開市場委員会)で予想通りの利上げがあり、来年の利上げペースも予想通りということでドルの買い戻しを急ぐ動きも出たものと思います。この流れが続くかどうか、来年の利上げも織り込まれてくるのかどうか、米国経済への影響度合いなどがここから注目されてくるものと思います。

米国株は今回の利上げが織り込み済みという反応になりましたが、為替はまだ織り込まれていなかったという格好となっています。日本市場でどこまで織り込まれていたのか、ドル買い、株式の買い戻し一巡後の動きが注目されます。朝方から買い先行となりそうですが、寄り付いた後も買いが続くかどうかということになりそうです。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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