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専門家が語る

「税金を減らして、お金を増やす」という発想、ありますか?お得な制度の実力は

確定拠出年金, 所得控除
ファイナンシャル・プランナーの高山さん(写真=DAILY ANDS編集部)

2016年も残すところあとわずか。忘年会にクリスマス、年末年始の帰省・旅行……12月は何かと出費がかさんでいる人も多いかもしれません。

「2017年はもっとお金を増やしたい」。そう思っても簡単にはいかないと悩んでいないでしょうか。

「一般的に『お金を増やす』と言うと、投資信託を買ったり、株を買ったりすることをイメージする方が多いのではないでしょうか。しかし、支払う税金を減らすことでお金を増やす、つまり支出の割合を小さくすることによって、資産を大きくしていくというアプローチがあるんです」

ファイナンシャル・プランナー(FP)としてこれまで1000人以上の女性の家計相談に乗り、雑誌等で活躍している高山一恵さんは、こう話します。

リスクを取らずにお金を増やす方法があるって本当?2016年10月に開かれたセミナーから、高山さんおすすめの「お得な制度」を紹介します。

お得な制度のポイントは◯◯◯◯

確定拠出年金, 所得控除
(写真=DAILY ANDS編集部)

セミナーは、FP Cafeを運営している株式会社Money&You代表の頼藤太希さんと同社取締役である高山さんの共著『一番わかる 確定拠出年金の基本のき』の出版を記念して開かれました。

そう、高山さんがこの日紹介したのは「確定拠出年金(かくていきょしゅつねんきん、略称:DC)」です。

「なんとかしてお金を増やしたい人は、とても多いです。しかし、一般的にお金を増やす、といったときにイメージされる投資信託や株には失敗するリスクもあります。一方、DCであれば、ほぼリスクを取らずにお金を増やすアプローチになるといっても過言ではありません」(高山さん)

DCといえば、老後のために月々決まった額を積み立てる制度の一つ。会社の人に言われてなんとなく加入した、という人も多いかもしれませんし、2017年1月から利用できる人が増えるというニュースで気になっている人も多いかもしれません。

高山さんは、DCを理解するポイントとして「所得控除」を強調します。「所得控除とは、本人や家族の状況、災害や病気といった個人の事情に合わせて、税の負担を軽くする税制のことです。所得控除をいかに活用するかがポイントです」

所得控除って何?

所得控除とは、くだけた言い方をすると、国が「こういう条件の人の、このお金については所得税がかからないようにしよう」と配慮する仕組みのこと。代表的なものだと、病院などで支払った治療費が対象になる「医療費控除」、生命保険の掛け金などが対象になる「生命保険料控除」が挙げられます。DCの場合、老後のために積み立てる(拠出する)金額全てが「配慮」(=所得控除)の対象になるということです。

例えば、毎月1万円、年間12万円をDCの掛け金として拠出した人は、仮に所得税率が10%(課税所得195万円超〜330万円以下)ならば年間約1万2000円が節税できるそうです。

実際に自分がDCを活用したら、どのくらい税制優遇を受けられるのかをシミュレーションする時間がありました。高山さんの案内に沿って、年収や月々の掛け金額を公式に当てはめてみたところ、アラサーのDAILY ANDS編集部員の場合、毎月2万3000円を積み立てると、60歳までの節税額は約150万円(!)に。

「これからの時代は資産運用の知識が当然必要にはなりますが、節税の知識を使ってあまりリスク取らない方法でお金を増やしていくことも大切です」(高山さん)

資産運用成功のカギは出口戦略

こうして掛け金を拠出するだけでも税制優遇を受けられますが、DCはさらに、運用して得た利益にも税金がかからないのが特徴だそうです。

「お金の運用というと、自分がどれだけ儲けたか、つまり『利回り』を意識する人が非常に多いです。もちろんそれも重要なのですが、資産運用をして大きく儲けた人は絶対にこう言います。『税金高いよね』と」(高山さん)

高山さんはかつて、株の売買でかなり大きな利益を得たそうです。「大きな利益を手にした!」と喜んでいたところ、利益のうち約20%分が税金で取られてしまい、ショックを受けたといいます。

「資産運用をするときは、利回りも大事だけど、出口戦略、つまり、いかに税金を取られないか、アンテナを張ることが大切です」(高山さん)

DCについて学ぶことは、老後の資産形成方法について考えるきっかけになり、お金の不安を少しでも取り除くことにつながります。

さらに、DCについて理解することによって、普段あまり関心がなかった、自分が普段どのような税金を払っているのか、資産運用をしたらどういう税金がかかるのかということも分かるようになりました。お金の知識の勉強は、自分に身近なところから始めてみるだけでも、どんどん知識の幅が広がっていくのが面白くもあり、お得だな、と思いました。

確定拠出年金, 所得控除
著書を手にする高山さん(左)と、この日一緒に講演した武藤貴子さん(中央)、頼藤さん(右)(写真=DAILY ANDS編集部)

DAILY ANDS編集部
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(提供:DAILY ANDS

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