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確定拠出年金スタートクラブより

リバランスを上手に行って確定拠出年金の資産を殖やしていこう

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(写真=Melpomene/Shutterstock.com)

資産運用は、複数の投資先に分散し、定期的にメンテンスをすると良い結果がでやすいといわれている。このメンテンスの手法の一つに「リバランス」がある。リバランスとは、どのようなものだろうか。

リバランスとは

リバランスとは、変動した保有資産の割合を元々の割合に戻す作業であり、いわば資産配分割合の再調整である。

例えば、国内債券、国内株式、外国債券、外国株式の4資産に、25%ずつ均等に分散投資しているケースを考えてみよう。当初の配分割合が、市況の変化により、国内債券が40%、国内株式が15%、外国債券が30%、外国株式が15%に変動したとする。これを元の25%ずつ均等投資に戻すこと、具体的には、国内債券と外国債券を売却し、国内株式と外国株式を買い増す行為を、リバランスと呼ぶ。

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、自分で拠出した掛金を自ら運用していくことが求められる。定期預金も運用手段のひとつだが、昨今の低金利を受けて定期預金の利率はきわめて低くなっており、リスク資産による資産運用の必要性が高まっているといえる。

長期的視野に立った分散投資を行う際、リバランスは大きな意味を持つ。特に確定拠出年金の運用の際は意識しておきたいポイントだ。

リバランスの効果

私たちの身近な資金の運用で、このリバランスを活用し、着実なリターンをあげている機関投資家が存在する。公的年金積立金の管理・運用を行うGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)だ。2001年度から自主運用を開始したGPIFは、これまでの約15年間で、平均年間リターン約2.5%を記録している。

リバランスは、金額が増加した投資先を一部売却し、減った投資先を購入する手法である。リバランスによって、投資における「安く買って、高く売る」を実現することができる。資産価格が今後上昇していくのか、下落していくのか、詰まるところ誰にも分からない。そこで、相対的に割高な資産を売却し、相対的に割安な資産を購入することを機械的に行うのがリバランスだ。

上記の25%ずつ均等投資の例では、市況の変化後、国内、海外ともに債券の割合が上昇している。株式から債券にマネーが流れていることから、リスクオフ局面であるといえるが、中長期の目線では、株式を購入する(買い増す)絶好の買い場かもしれない。その際にリバランスを行えば、株式資産の購入単価を下げることができ、株式価格が元に戻った際、より価格上昇を享受できるわけだ。

リバランスのタイミング

リバランスのタイミングは、大まかに分けて、定期的に行う「定期型」と、資産割合の崩れが一定幅を超えたときに行う「乖離型」の2つがある。

定期型は、「半年に1度」「1年に1度」「年末年始」など、あらかじめ決めたタイミングでリバランスを行うものである。自分のルールを決めてリバランスしたい。乖離型は、「配分割合が当初からプラスマイナス10%以上変動した場合」などにリバランスを行うものである。乖離型では、資産価格の変動を常時確認する必要がある。

いずれの場合も、確固たる基準があるわけではないため、自身で基準を定める必要がある。また、一度決めたルールは守り続けることが重要だ。「もう少し上がりそうだから」とか「含み損を確定したくない」という理由でリバランスを見送ることがないようにしたい。

リバランスはリスク管理に有効

投資におけるリバランスは、リスクを管理するための重要な手段である。確定拠出年金は、長期に資産を運用し、老後の資金に充てるものである。

そのため、目先の利益にとらわれず、長期的な利益を重視して運用していくことが重要である。長期投資においては、リバランスをしっかり行った方が、結果的に利益が出ていることも多い。その点を踏まえたうえで、リバランスを行っていきたい。 (提供:確定拠出年金スタートクラブ

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