株取引, 初心者, 分かりやすい
(写真=DAILY ANDS編集部)

「株式投資の言葉は何となく知っていても、内容が難しくてチンプンカンプン」。そのような超!初心者向けに、実際の企業情報画面を見ながらFPでアナリストの方に株式投資のやり方を解説してもうシリーズの第2弾です。

今回のテーマは指標の見方。何度説明されても分からない、PER、PBRについて、超!初心者の一人でもあるDAILY ANDS編集部のKが徹底的にインタビューしてきました!

取材に協力してくれたのは……

今回取材に協力してくれたのは、前回に引き続き運用の現場で株のリサーチをしていた岡田禎子さんです。

株, 初心者, 分かりやすい
(写真=DAILY ANDS編集部)

岡田禎子(おかだ さちこ)さん
日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)、CFP。 証券会社、資産運用会社を経て、FPとして独立。「投資は面白い」をモットーに、投資の素晴らしさ、楽しさを一人でも多くの方に伝えていけるよう、活動中。

岡田: 投資先の選び方は 前回 紹介したので、次は指標について実際に説明していきましょうか。PER、PBR。

──出た!何度聞いても分かんないやつ。

岡田: まずPERっていうのは、この株が割高か割安かを判定するためのものです。「この株は、お買い得なんでしょうか?」っていう。式としては、

「株価」÷「1株あたり利益」=PER

となります。利益に対して、実際の株価が何倍になっているかっていうのを確認する指標ですね。

──うーーーん。(涙)

岡田: (笑)。実際に計算すると分かりやすいかもしれませんね。例えば株価が100円の銘柄があって、1株あたりの利益が10円だとします。すると、この企業のPERは10倍(100÷10=10)となります。これは、10年たてば投資したお金を回収できると言い換えることもできます。ちなみにPERが40だと、元が取れるまで40年かかると言うことです。

──元が取れるまで40年かかってもいいからその株が欲しい、ということですか?

岡田: そうですね、ざっくりしてますが。(笑)ただPERは1つの会社だけ見てもわからないので、同業他社で比較をすることが大切です。一般的には14倍から16倍が適正水準と言われていますが、たとえばITの会社だと100倍になるケースもあったりします。

──100倍ってことは、元が取れるまで100年?!それってもはや元取れないですよね??

岡田: そうですね、あまりに高すぎるとピークアウトする怖さはあります。60倍とか100倍とかになっていたら、おっしゃるとおり「元取れなくない?」みたいな。どーんと株価が下がっちゃう可能性だってありますし。

──確かに人に例えても人気がありすぎて調子に乗った結果、周りが去っていっちゃった…みたいな話もありますね。

岡田: PERは株価が割安か割高かっていう指標ではあるけれど、買うか買わないかは同業他社や全体を見て判断した方が良いですね。

──株価が高くなるとPERも高くなる。

(写真=DAILY ANDS編集部)
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岡田: そう。

──株価が高いってことは人気がある。利益はあんまり出てないけどPERが高いってことは、株価が高い。

岡田: そうです。

──なるほど、繰り返しになりますが売上や営業利益はあまり出てないのにPERが高いってことは、割高で人気があるということなんですね。割高なのに買う人がいるってことだから、「これからも上がるだろう」と考えるための1つの目安ということでしょうか。

岡田: そうです。「今、この人の年収は低いけど、仕事をちゃんとやっているし絶対成長するな」と思えば人気は出ますよね。

──では、PERが低いとあんまり人気がないから、買わない方が良いという事なのでしょうか?

岡田: 投資本の中には、「PERが低いほうが良い」と書いてある場合もあるんですけど、私は個人的にはそう思っていないですね。PERが低い=人気がない、ということだと思っています。周りに全く見向きもされないような人は魅力的ではないということですから、どんな割安でも買いたくないじゃないですか。(笑)

──確かに、頭がよくて性格もよくて魅力的な人は当然人気が出ますもんね。分かりやすい!

岡田: ただ、何度も言うようにPERは指標ではあるけれど、購入する時は同業他社や全体を見て判断して下さいね。

──ありがとうございます。次にPBR……また横文字が……。(泣)

岡田: PBRは、

「株価」÷「その会社が仮に解散したときに株主に戻ってくる資産」、

で求められます。例えば、彼がチョコレート屋さんやるって言って投資したのに倒産しちゃったとします。 でも企業には「解散価値」っていうのがあって、店を売ったりしたら少しは株主にお金が戻ってきます。株価が1000円で、PBRが1倍だとします。これは、万が一企業がつぶれちゃっても、1000円は戻ってきますよという事です。

(写真=DAILY ANDS編集部)
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──ふむふむ。

岡田: ちなみに、BPSと言うのが純資産で、会社の価値を表しています。たとえばBPSが1000円、株価が3000円だったら、「3000÷1000=3」になります。この3と言う数字がPBR。つまりPBRが3倍と言うこと。この企業は、純資産の3倍の株価が付いているということで、BPSである1000円が底値という事ですね。

──ちなみにPBRが1倍より低いとどうなるんですか?

岡田: PBRが1倍より低いと、たとえば隠れ借金や含み損があるんじゃないかという疑いが出てきます。つまり、倒産リスクが考えられます。会社の資産は1000円あるはずなのに、PBRが1倍以下ってことは、なにかあるんじゃないかって。だから初心者は買わないほうがいいんじゃないですかね。

──PBRが1を割っていたら今の株価が解散価値よりも低いってことですから、1を割っているかどうかだけはチェックしましょうって感じでしょうか。

岡田: PBRは底値と比べて今の株価がどうなのかをチェックする指標。あまりに低い場合は気をつけましょうっていう判断基準ですね。

──このPBRに、業界は関係ありますか?

岡田: 関係ないですね。純資産の倍率なので。

──なるほど、理解できました。ありがとうございます。

PER、PBRがやっと分かった!

PER、PBR…これらの単語は自分で調べても解説自体が難しく、横文字も漢字も苦手な編集部員は理解が出来ていませんでしたが、岡田さんに教えて頂いてやっと理解できるようになりました。

この調子で次回は、「チャートの見方」を教えてもらいます!(続く)

DAILY ANDS編集部
「人生は投資の連続」をキーワードに、豊かな毎日を送るために役立つ情報を配信します。

(提供: DAILY ANDS

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