401kplan
(写真=designer491/Shutterstock.com)

りそな銀行でiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入した方は、りそな銀行が取り扱う商品ラインナップの中から運用商品を選ぶことになる。資産運用をすることに慣れておらず、どう運用すればよいのか迷っている方のために、今回は、保守的なポートフォリオによる運用例を紹介しよう。

実際に保守的なポートフォリオを組んでみよう

資産運用するにあたって、どのようなポートフォリオを組むか、そして、どのようなタイミングでそのポートフォリオを見直すか、について予め考えておくことが重要だ。

ポートフォリオとは、資産の組み合わせ(資産配分)のことである。ひとつの資産に集中せず、複数の資産に投資する方が、より堅実な投資が可能となると言われている。何をもって保守的とするかは、個々に価値観によって異なってくるため、これが絶対というわけではないが、実際の具体例をみていきたい。

どうしても元本割れを避けたい人向け

どうしても元本割れのリスクを回避したい人は、資産を全て「元本確保型商品」で構成するのも一つの手だ。りそな銀行のiDeCoプランでは、元本確保型商品として「りそな据置定期預金『フリーポケット401k』」と「埼玉りそな据置定期預金『フリーポケット401k』」が用意されている。

通常の定期預金の利率とほとんど大差はないが、利息に税金がかからないため、通常の定期預金よりも有利になっている。もちろん、元本確保型商品での運用であっても、掛金拠出による所得控除の節税メリットは享受することができる。

インフレリスクに備えるためには

元本確保型商品のみで資産運用をするデメリットとしては、運用益自体が少額となってしまうため運用益非課税のメリットを活かしきれない可能性があること、また、インフレ(物価上昇)が起こった際に相対的に現金価値が下落している可能性があること、などが挙げられる。

特に、後者のインフレリスクは、日本が国策として物価上昇を掲げていることや、先進国のなかで最も財政赤字が拡大していることなどの理由から、気を配りたいリスクだ。インフレリスクに対応するためには、インフレに強い金融商品である「DCダイワ物価連動国債ファンド」や、外貨建ての資産を組み入れることが挙げられる。なお、どちらも元本保証ではないことに注意が必要だ。

半分を債券で運用するのも手

長期運用による時間分散が効くのもiDeCoの特徴であることから、あまりリスクを取りたくない人も、資金の半分を債券で運用してもよいだろう。債券は元本確保型商品ではないが、一般的に株式よりもリスクは低く、安定的な運用ができるといわれている。

例えば、50%を元本確保型商品である「りそな据置定期預金『フリーポケット401k』」に、25%を日本国債などで運用する「りそなDC信託のチカラ 日本の債券インデックスファンド」に、もう25%を「DCダイワ物価連動国債ファンド」に配分する、という手法がある。このポートフォリオでは、資産は全て円建てになるので、為替レートの変動の影響は受けない。

一方、外貨建て債券を組み入れると、為替リスクを背負うものの、国内債券よりも高い利回りを享受できる可能性がある。為替レートの変動により資産価格が上下することには留意したい。

例えば、為替リスクを取ってインフレリスクに備えたい場合は、50%を元本確保型商品に、25%を国内債券のファンドに、もう25%を外国債券で運用する「DCダイワ外国債券インデックス」などに配分してもよいかもしれない。

資産運用は自己責任 リスクをコントロールしよう

保守的なポートフォリオの組み方を見てきたが、この通りにしてみたからといって、資産運用が必ずうまくいくとは限らない。金融市場は日々変動している。完璧に市場の値動きを読みきることができる人はいないだろう。

資産運用の結果はあくまでも自己責任である。ただし、リスクはコントロールすることができる。リスクを考えながらも堅実な運用で老後の資産を増やしていきたいものだ。(提供: 確定拠出年金スタートクラブ

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