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(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

欧米では数十年以上前から、日本でもここ数年注目されているキャリア形成の方法の一つに、「キャリアブレイク留学」があります。なぜ今注目されているのか、どうやって実現できるのか、説明していきましょう。

ビジネスマンが注目する「キャリアブレイク留学」とは?

「キャリアブレイク留学」は、仕事に従事している時間を一時中断して、もしくは転職などキャリアチェンジをする合間を利用して、語学や専門的な勉強を行うために留学することをいいます。日本はまだ少ないですが、海外ではさまざまな企業で従業員の権利として取り入れられています。

この制度はヨーロッパでも先進的な長期休暇制度として注目され、1985年7月から2001年12月までベルギーで行われていた「キャリアブレイク制度」がその始まりであるとされています。キャリアを意味あるものとして構築していきたい人のために、雇用主である企業が従業員に対して福利厚生として設定した「長期休暇制度」で、とくに留学などに着目したものが「キャリアブレイク留学」です。

長期間働くことは、個人の考え方や価値観を固定化したり、生産性を徐々に低下させてしまったりする可能性があります。そのようなときに一時仕事を休み、異なる国を訪れ、語学や専門的分野を勉強すること=タイムアウトすることで、知見を広げ、価値のある人生スキルを形にする可能性を広げます。そのような個人の経験値の向上が、ひいては企業の生産性を向上させるという意味で企業は注目しています。

「キャリアブレイク留学」が世界中の企業で支持される理由

異文化への理解を深め、コミュニケーションスキルを学ぶことは、日々オフィスで得られる経験とは異なります。人間としての視野を広げるとともに、新しい考え方を身につけられることにもつながり、それは結果としてビジネスにもいい影響を与えます。このようなことから、世界の多くの経営者はキャリアブレイクに価値を見出し、キャリア構築の一環として人材育成の過程の一つに組み込んでいると考えられます。

もともと欧米では、年齢に限らず人は学ぶものという「生涯学習」の概念に価値に見出す文化があります。そのため、「一時キャリアを中断することが、長期的な視点で見て個人のキャリアアップにつながる」という、プラスの考え方に転換されるともいえます。

ちなみにこの留学の内容ですが、何を学びたいか、習得を希望する内容によって行く先はさまざまです。語学習得、専門領域の学習、ボランティア活動など幅広く、留学先もカナダやアメリカをはじめ、イギリス、フランス、ドイツなどのヨーロッパ、語学習得では割安なことで人気のフィリピン、留学生の受け入れにも積極的なオーストラリアやニュージーランドなどがあります。

留学がキャリアにもたらすものとは?

留学という時間が、語学や専門領域への造詣を深めるということももちろんあります。それが実際のキャリアには多くの面でプラスになる、というのはイメージしやすいでしょう。ただそれ以上に、人生や学ぶこと、それ自体に対する目的意識をより高めることができるという意味で、人としての意欲に変化をもたらす点で大きな効果があります。

とはいえ、世界では選択しやすいキャリアの中断も、日本では企業の中でも理解が浸透していないのが現状です。フレキシブルなワークスタイルが増えていますが、日本ではいまだ「一括採用・終身雇用」がスタンダードです。あえて一時キャリアのレールから外れるというのは、誰もが実践できることではありません。ただ最近では経団連も、多様な人材育成の視点からこの動きに注目しています。「ギャップイヤー」などと同様にチャレンジングな人材の育成が実現できるという観点から、企業の評価システムとして活用するべきだと明言しているのです。

自分の仕事やキャリアチェンジについて見直してみたいとき、一度この「キャリアブレイク留学」について考えてみるのもいいかもしれません。(提供: リッチウェイズ

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