GINZA SIX(ギンザ シックス)、通称 「GSIX」が4月20日にオープン します。銀座の中央通り沿いの一等地で、ディオール、セリーヌ、フェンディなどのラグジュアリーブランドの路面旗艦店など241ブランドが出店予定となっています。

それでは、ワールドクラスの商業施設がオープンによってどのような銘柄が注目されることになるのか見てみることにしましょう。

J.フロントなど4社で開発

関連銘柄, ギンザ シックス, 銀座, GSIX
(写真=Kametaro/Shutterstock.com)

GINZA SIXは、もともと銀座松坂屋があった場所です。その銀座松坂屋と周辺地区を再開発してできたGINZA SIXは、地上13階地下6階で丸ビル、六本木ヒルズ、ミッドタウンなどもしのぐ広さ。年商600億円、来館者数2000万人が目標です。

再開発を進めてきたのは、 J.フロント リテイリング<3086> グループの大丸松坂屋百貨店に、森ビル、Lリアルエステート、 住友商事 <8053> の4社による合弁会社です。Lリアルエステートは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンの不動産ファンド。 住友商事 <8053> は、大型ショッピングモールの晴海トリトンスクエアやテラスモール湘南などを手掛けています。そして森ビルは、六本木ヒルズなどのオーナーとして有名ですね。

銀座再開発ラッシュ

銀座はいま、再開発ブームとなっています。

5丁目の銀座TSビル(旧銀座東芝ビル)跡には、2016年3月に「 東急プラザ銀座 」がオープン。東急の新形態、ファッションセレクトストア「 HINKA RINKA(ヒンカリンカ) 」を出店しました。

4丁目のサッポロ銀座ビル跡には、同じく昨年9月に「 銀座プレイス 」がオープン。それから3カ月後の12月に32年の歴史を閉じたプランタン銀座は、翌2017年3月15日に「 マロニエゲート2&3 」として生まれ変わりました。4丁目のミキモト本店も6月にリニューアルオープンします。 一方、3月末にクローズしたばかりのソニービル銀座は、イベント広場「 銀座ソニーパーク 」として、2018年夏から2020年まで暫定オープンする予定です。

このような状況の中で再開発で話題に上がりそうなのは、東急百貨店をグループとする 東京急行電鉄 <9005> 、銀座プレイス運営の サッポロホールディングス <2501> 、マロニエゲートを運営する 三菱地所 <8802> 、そして ソニー <6758> などではないでしょうか。

(写真=TK Kurikawa/Shutterstock.com)
(写真=TK Kurikawa/Shutterstock.com)

大型複合商業施設は株式市場の話題になりやすい

施設がオープンする時に関連銘柄として注目されるのは複合商業施設の運営企業や、再開発エリアに土地を多く保有する会社ですが、なかには小売店やレストランの出店も材料になることがあります。

2012年には新宿東口にユニクロを手がけている ファーストリテイリング <9983> ビックカメラ <3048> が提携した「 ビックロ 」が注目されました。

また2003年六本木ヒルズ、2006年表参道ヒルズ、2007年東京ミッドタウン、2014年の虎ノ門ヒルズ、東京駅再開発や渋谷再開発、いずれも大きな話題になりましたね。

GINZA SIXではどのような銘柄が注目されるでしょうか。 過去の例をヒントに調べてみるのも良いかも知れませんね。

平田 和生
慶応大卒業後、証券会社の国際部で日本株の小型株アナリスト、デリバティブトレーダー。ロンドン駐在後、外資系証券に転籍。日本株トップセールストレーダーとして活躍。現在は主に個人向けに資産運用を助言。

(提供: DAILY ANDS

【あわせてよみたい DAILY ANDS】
延期だけど影響大!築地移転による「狙い目」の3分野とは
リオから東京へ。今から注目する「新駅」関連の株
ハロウィンの次はイースター!「株女」がこの春注目すべき7つの企業
専門家に直撃!トランプ大統領が就任するけど、投資初心者は何に注目したらいい?
#11 買った株が上昇!うれしいけど…「売り時」はいつ?