金融マン,転職
(写真=PIXTA)

金融(Finance)とテクノロジー(Technology)を融合させたFinTech領域の伸長が著しい。個人向け資産管理や決済、融資、トレーディングなどその分野は多岐にわたる。それに伴って、金融人材のキャリアも確実に広がっている。こうした環境変化により金融パーソンにとっては様々な業界・職種で自身の経験を活かすチャンスが広がる一方、多様な選択肢の中でどの道を選ぶべきか悩むこともあるだろう。

ここでは、金融業界の営業職から実現可能なキャリアを大きく4つに分類した。それぞれの道に進むための方法を把握したうえで、あなたの適性を見つける参考にしていただきたい。

キャリアパス分類

タイプ①:金融×営業

——支店長、プライベートバンカー、IFAなど

金融業界の営業職を極めていくのがタイプ①であり、キャリアアップの方法としては「出世」か「転職」の選択肢がある。

入社当初は出世を目指す人が多いが、例えば大手銀行で支店長になれるのは同期の1割程度。証券会社では更に激しい出世競争が行われているのが現状だ。このような競争の中、気がついた時には出世を諦め転職しようにも年齢が原因で転職先の候補が想像以上に少ないといったケースが少なくない。

タイプ②:金融×異職種

——投資銀行、不動産ファイナンス、トレーダー、ファンドマネージャーなど

投資銀行部門をはじめとした職業で金融の専門性をさらに磨くのがこのタイプ。このタイプを目指す方法としては、「異動」か「転職」の2通り。どちらの道を選ぶにせよ、現職での実績が重視される。

オススメは異動希望を出しながら転職活動を始めることだ。異動は気軽に希望は出せるかもしれないが、希望が通る時期が不明確であるため、一向に自分が目指したいキャリアを実現できない可能性がある。

タイプ①の特徴でも述べた通り、年齢とともに転職は困難になることもあり、異動希望が通らない場合の保険として転職活動を行うのが良いだろう。

タイプ③:異業界×営業

——FinTech業界の営業職、人材業界の法人営業など

転職して新しい業界で活躍したい場合はこのタイプ③。金融業界での営業職経験は他業界で評価されることが多いので、異業界に転職するチャンスは溢れている。

注意点としては金融機関の平均年収が高い分、転職先の年収帯が合わないことや、自分一人で未知の業界の知識や企業の良し悪しを判断するのが難しいことだ。転職に失敗しないためには情報収集の工夫が鍵となる。人材業界、医療業界、FinTech業界といった3つの業界は比較的相性が良いと考えられる。

タイプ④:異業界×異職種

——FinTech業界の経営企画室、コンサル業界の戦略部門など

FinTech業界の経営企画室のような、未経験の業界で営業以外の職種を目指す場合はこのタイプ。このキャリアを実現するためには「直接転職」か「転職後の異動」の2通りが存在する。

金融業界の営業職と相性の良い転職先としてコンサル業界が挙げられるが、当然ながら現職のスキルが活きにくいため、転職のハードルは高い。求められるスキルには、論理的思考やプロジェクトマネジメントの経験などが挙がることも多い。そのため、営業職として異業界に転職したのちに社内異動を目指すというルートも検討すべきだろう。例えばFinTech業界の営業を経たうえで、同業界の経営企画へと道を進めていくといったケースだ。

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意外と難しいキャリア設計

どのタイプに進むべきか判断することは、実はそう簡単なことではない。適切な情報収集と自己分析を要するため、日々の仕事に追われる中で、自分一人で客観的な判断を下すのは意外と難しい。

特に金融業界の場合、インターネット上で収集できる情報にも限りがあるため、金融人材の転職動向に詳しいキャリアコンサルタントに頼るのも一つの手だ。

株式会社ZUUでは金融業界に精通するコンサルタントが、キャリアパスの全体像を踏まえ、一人ひとりにあったキャリアプランの設計をサポートしてくれるため、自分の客観的立ち位置と、取るべき行動について整理するサポートがえられる。転職希望者には、金融業界のほか、FinTech業界、コンサル業界、人材業界など、金融人材が活躍できる求人案件の紹介もおこなっている。

自分のキャリアをより客観的な視点で考えることが出来るようになるだろう。

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