大学,ランキング,教育
(写真=Thinkstock/Getty Images)

目次

  1. 国際大学ランキング・トップ200大学の割合が最も高い国・地域と学校数
  2. 香港の大学の7割以上がベスト1000に
  3. 大学の水準格差が目立つ日・韓・印だが、GMACは高スコア

「国際大学ランキングと各国・地域の総体的な教育水準は、必ずしも比例しない」ことが、WEF(世界経済フォーラム)の分析から判明した。つまり、国の教育水準をみるなら、「国際大学ランキング」に何校入っているかではなく、トップ200に入った校数と、その国全体の大学数の割合を見なくてはならないのだ。

以下に「国際大学ランキング・トップ200大学の割合が最も高い国・地域と学校数」を示したが、こちらが真の学力水準のランキングといえよう。

国際大学ランキング・トップ200大学の割合が最も高い国・地域と学校数

圏外 日本0.3%(3校)
15位 フランス 2.3%(1)
14位 ベルギー 2.4%(2)
13位 米国 2.8%(92)
12位 ドイツ 3.1%(14)
11位 デンマーク 3.9%(3)

10位 オーストラリア 4.0%(8)
9位 カナダ 4.3%(15)
8位 オランダ 4.4%(6)
7位 シンガポール 4.5%(2)
6位 イスラエル 4.9%(2) 5位 スイス 5.0%(5)
4位 ノルウェー 5.8%(3)
3位 英国 6.0%(17)
2位 スウェーデン 8.7%(4)
1位 香港 18.2%(4)

この調査は主要国・地域から国際ランキングトップ200入りした大学の数と、国内の大学数に対する割合を比較し、「大学教育水準の格差」を分析する目的でWEFが実施した。 分析結果から、数多くの名門校を擁する国だからといって、総体的に高水準な大学教育に達しているわけではないことがわかる。

例えば日本の大学は3校がトップ200入りを果たしているものの、対国内の大学数の割合はわずか0.3%にとどまる。つまり「国際的に高評価を受けている大学が極端に少ない」ということだ。香港もトップ200は4校と少ないが、対国内の大学数の割合が18.2%とその差は歴然としている。

香港の大学の7割以上がベスト1000に

例えば「トップ200入り大学数」では首位の米国。3%がトップ200入り、5%がトップ500、8%がトップ1000入りしているものの、国際水準の高さを評価されている大学は合計16%しかないということになる。

別の角度から見ると、84%以上の米大学生が、国際的な競争力がそれほど高くない大学に進学しているということになる。

対する香港はトップ200が18.2%、トップ500、トップ1000ともに27.3%と、実に72.8%の大学が国際な教育水準の高さを誇っている。

大学の水準格差が目立つ日・韓・印だが、GMACは高スコア