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安定的かつ継続的な2つを検証

不労所得の作り方は何がいい?家賃収入、株式配当金…メリット・デメリットを検証

世の中には、ごく普通の人が大きな不労所得を手に入れて、若くしてセミリタイアしたという話がときどきあるようです。なんとも羨ましいお話ですね。一体、どんな方法があるのか検証してみましょう。

不労所得とは?

不労所得の作り方。人生は投資の連続
(写真=tongcom photographer/Shutterstock.com)

不労所得の定義って何でしょうか? 言葉の通り、「労働することなく得られる所得」のことですよね。自分が働かなくても、通帳にお金がチャリンチャリンと入ってくる状態のことです。

不労所得の指南書としてベストセラーになった『金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著、筑摩書房)という本があります。手に取ったことがある方も多いでしょう。

「金持ち父さんはいつも、稼いだ収入の数パーセントをとっておいた。彼はそのお金を、自分の資産を買うための投資勘定に入れた」(『金持ち父さん 貧乏父さん』より)

この本の中に書かれている、金持ち父さんの「資産」とは、自分の代わりにお金を稼いできてくれるもの、まさに不労所得の源泉になるもののことです。この本では不動産を中心に書かれていますが、その他にも不労所得を稼いでくれるものは色々とありそうです。

ただし、ウマい話には裏があるのも世の常。不労所得になりそうだといっても、くれぐれも詐欺のような話には引っかからないよう気を付けましょう。

不労所得には何がある?

働かなくても定期的にお金が入ってくるものの中には、ほとんどの人がすでに受け取り続けているものがあります。何かといえば、「預貯金の利子」ですね。

現在は超低金利なので、実感のない方が多いと思いますが、25年ほど前までは銀行の定期預金で利率7%といった利率も珍しくなかった時期もありました。

このように、ある程度元手になる資金を作って、利率や利回りが高い金融機関に入れておくというのが、不労所得を作る近道になるかもしれません。現在は、高い利回りを求めて、さまざまな金融商品や投資案件が紹介されています。

とはいえ、投資には価格変動のリスクがあります。なかには詐欺に近いものもありますので、うまい話にすぐに乗るようなことはせず、裏の裏までしっかり検証していく必要があります。

ここからは、不動産の賃料収入、株の配当金という、一般的に安定的かつ継続的に不労所得が入ってくるとされているものを見ていきましょう。実際のところどうなのか、メリット・デメリット、リスクなどをチェックしていきます。

ちなみに、株や不動産の売買益も一般的に不労所得の一つとされていますが、一時的な利益となりやすく、安定的かつ継続的な所得とは言い難いので、今回は除きます。

不動産投資

超低金利時代だからこそのメリット

継続的、安定的に入ってくる不労所得として代表的なものに「家賃収入」があります。家賃収入で生活している人の中には、もともと資産家の家に生まれ、先祖代々からの土地や建物を引き継いだという人もいれば、自分でコツコツとお金を貯めて、まずは1部屋から購入して物件を増やしていったという人もいます。

メリットは近年の超低金利です。住宅ローン金利などがかなりの低額となっているので、金利の支払いをかなり抑えることができます。銀行も、居住用の住宅ローンよりも不動産投資のローンのほうが利率を高めに設定できるため力を入れており、融資を受けやすくなっているようです。

「損益通算」といって、不動産管理にかかる諸々の経費を計上して赤字になれば、会社員の給与所得から差し引くことができる制度もあります。給与所得の税金も減らせるため、節税効果が高いとも言われています。ただし、節税だけを目的にした不動産投資がうまくいったという話を、筆者は聞いたことがありません。きちんと収益を上げられる物件を選ぶことが大切です。

空き室リスクを回避するために

不動産投資で最大のリスクは空室でしょう。空き室になってしまえば不労所得が入ってこないだけでなく、維持費ばかりかかってしまいます。空室対策のために最も重要なのは、やはり物件選びです。先述の『金持ち父さん 貧乏父さん』にもさまざまなコツが書かれています。いくつか挙げてみましょう。

・物件を100件以上見ること
・散歩しながら良い物件が売りに出てないかいつも注意しておくこと
・周りの環境をよく知っている場所から選ぶこと

手間を惜しまず、しっかりと選べば、利回り10%以上!というお宝物件がみつかることもあるようですよ。

また、「REIT(リート☆)という不動産に投資する金融商品もあります。投資信託と仕組みはほぼ同じで、多くの人から集めた資金で不動産に投資し、家賃収入を分配金として、投資額に応じて分配するというものです。自分で不動産を購入する必要はなく、投資会社が物件を選び運用してくれるのがメリットです。

☆REIT(不動産投資信託)とは?
読み方は「リート」。多くの投資家から集めた資金で、オフィスや商業施設、マンションなど複数の不動産に分散させて投資を行い、家賃収入や売買益を投資家に分配する商品のこと。(REITについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェック!→はじめての不動産投資信託(REIT) どんな商品?

不労所得の作り方。人生は投資の連続
(写真=SpeedKingz/Shutterstock.com)

株投資

株式で得られる収益には大きく2つ

株式で得られる収益で、まず目に付くのが値上がり益。「キャピタルゲイン(☆)」とも言います。50万円で買った株が売却時に60万円に値上がりしていれば、10万円の値上がり益が受け取れます(手数料と税金が引かれます)。ただ、これは一時的な収入なので、今回注目している安定的に入ってくる収入としては、もう一つの収益である「配当金(☆)」を見ていきたいと思います。

株の配当金は「インカムゲイン(☆)」ともいい、企業が稼いだ利益の一部を株主に還元してくれるものです。「1株あたり〇円の配当をします」とアナウンスがありますが、これはその年の業績次第。企業によりますが配当金は年に1~2度出すとしているケースが多く、安定した不労所得を生み出す資産として株を保有する人も多いのです。

例えば、1株あたり年間20円の配当を出す企業があり、株価が500円なら配当利回り4%です。1000株持っていれば、50万円の投資で年間2万円の配当金(税金が引かれます)が得られます。もし25年間もらい続けると、投資した50万円は配当金だけで取り返したことになりますね。

配当金を目的とするならば、株を買うポイントは業績の安定した企業に投資することです。毎年の業績の増減が大きいと、企業も万が一のためにお金を留保しておく必要があるため、思い切って配当を出せないのです。企業のWebサイト、株式投資家のバイブルと言われる会社四季報などを見て、会社の経営状態などを確認することが重要です。

リスク対策も講じておく

最大のリスクは、企業の倒産や上場廃止です。なかなか予測できるものではありませんが、株主としてその企業をよく注意して見ていれば、ちょっと危ないかもというときには何らかの予兆があることに気が付くはずです。

長期投資をするためには、企業の売り上げや利益の変化など、基本的な知識だけでもいいので、少し勉強しておいたほうが安心して株を持ち続けられると思います。

もう一つ、株主優待も、広い意味では不労所得といえるでしょう。自分がよく使うものや、受けたいサービスを優待として頂ける企業の株価は定期的にチェックして、値下がりしたときにうまく買うと、優待利回りも上がってさらにお得になりますよ。

☆インカムゲイン、キャピタルゲインとは?
資産運用により得られる成果(リターン)のこと。「インカムゲイン」は不動産投資であれば家賃収入、株式投資であれば、株式を保有することで受け取れる配当金や株主優待のこと。「キャピタルゲイン」とは、不動産や株式投資の売買で得られた利益(=売買差益)のこと。(参考:#09 元出版社勤務の筆者おススメ!初心者向け投資本2選

☆配当金とは?
企業が行う事業活動から出た利益の一部を、株主に分配すること。配当金は1株あたりで定められていることがほとんどで、例えば、1株あたりの配当金が8円の株を100株保有している場合、もらえる配当金の額は800円となります。(参考:株式投資でよく聞く「高配当」「配当利回り」。でも、配当って一体何?

好きで得意なことを続けるのが、不労所得を手に入れる道

株の配当金でも不動産の家賃収入でも、不労所得として成立させるまで、一定の勉強や労働は必要です。ということは、不労収入の域に達するまで、本業がある人は並行していく必要があり、仕事を掛け持ちする状態になることを覚悟しておかなければなりません。そこを乗り越えるためには、好きで楽しいだけでなく、「得意」であり苦もなく継続できることも重要になると思います。

楽しいから、得意だから続けていたら、だんだんと規模が大きくなり、そのうち自分が働かなくてもお金が入ってくるようになり、リタイアできた――という流れ、これが理想的かもしれませんね。例えば、株なら5万円以下で買える銘柄も多数あります。まずは少しずつ、何が向いているか、興味がありそうなものを試してみませんか。

深川美幸
大手証券会社、外資系投資信託運用会社などに勤務後、出産・育児に専念するため退職。2016年より、株と投資信託を中心にした女性限定の資産運用セミナーを主宰。ファイナンシャルプランナー(CFP)

(提供:DAILY ANDS

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