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将来のためにお金を増やしたい

本気モードで老後に備えよう。「iDeCo」「NISA」虎の巻

アラサー世代の女性の中には「お金とどう付き合っていけばいいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。この記事では、お金と向き合い、お金を増やしていくための第一歩を学ぶことができる書籍『20代からはじめたい「将来のためにお金を増やしたい」と思ったときに読む本』(中野晴啓さん著、ゴマブックス刊)の内容を紹介します。

前回#04は「投資信託の積み立てをいつまで続ければいいのか」がテーマでした。最終回となる今回は「iDeCo」と「NISA」のお話です。

中野晴啓, iDeCo, 確定拠出年金, NISA
(写真=Africa Studio/Shutterstock.com)

Q.「iDeCo」「NISA」は、どのタイミングで、どこではじめたらいいでしょうか?

最初に投資をはじめようという時には「iDeCo」を活用できる人は、まず「iDeCo」を優先してはじめてください。

拠出できる金額は、人によってさまざまです。

サラリーマンで、自分の会社に確定拠出年金制度がなければ、上限を2万3千円まで毎月積み立てることができます。1年間で27万6千円です。もちろん、上限まで投資しなくても、5千円単位で自分のできる範囲ではじめられます。

公務員の場合は、毎月1万2千円が上限です。

自営業、あるいはフリーランスで働いている方は、6万8千円を毎月積み立て、年間81万6千円まで拠出できます。自営業の方は厚生年金がない分、それこそ「本気モード」で老後に備えられる制度です。まずは「iDeCo」を最優先で考えてください。

順番としては、まず「iDeCo」から、自分ができる範囲ではじめましょう。「もうちょっと多めの金額を上乗せして長期投資できるぞ」という場合は、その分で「NISA」を使い、投資されてはいかがでしょうか。この順番がベストだと思います。

「NISA」は、現在限度額が年120万円(5年~10年継続可能)で、2018年から新たに始まる「つみたてNISA」(限度額が年40万円、20年継続可能)のどちらかを選ぶことができるようになるでしょう。いずれにしても、多く投資できるのであれば、「iDeCo」と「NISA」両方の制度を優先的に使いましょう。

多くの人は、「iDeCo」と「NISA」の枠内で十分に長期投資の金額をカバーできると思います。

「iDeCo」の場合、運用を依頼する先を「運営管理機関」と称します。銀行や証券会社などの金融機関が、一般的に「iDeCo」制度を管理する役割を担っているわけです。

各運営管理機関、つまり銀行や証券会社などの金融機関ごとに、自分が投資できる投資信託のメニューがあります。各機関、商品のラインナップの良しあしにはかなり差があります。

もし、自分で運営管理機関を選べる場合は、自分が投資をしたい、自分にふさわしい投資信託が選択肢に入っているか、国際分散投資がしっかりできるものがちゃんと備わっているか。この2点に注意して選択してほしいと考えています。まず、ほしいファンドがあるかどうか、が第一です。

また、「iDeCo」は毎月管理コストがかかるので、意外に大きな金額になります。この点も慎重に、運営管理機関に払う毎月のコストができるだけ安いところを選ぶことがポイントです。

ちなみに、ネット証券では、SBI証券・楽天証券の2大ネット証券会社が、一生懸命この「iDeCo」の制度にビジネスを展開しています。日本で最安値レベルのコストで運営し、メニューの考え方も、とても充実しているといえるでしょう。

本書で、すでにご紹介したセゾン投信の2つのファンドは、楽天証券の「iDeCo」で金融商品のラインナップとして取り扱われています。もしセゾン投信で長期投資を始めてみようと思う方は、楽天証券の「iDeCo」口座を開かれることをお勧めします。

第三者として運営管理機関を一覧で紹介しているサイトに、「iDeCoナビ」等があります。毎月のコストを比較する参考に便利です。

「どのタイミングから始めたらいいか」とよく聞かれますが、「思い立ったら吉日」「今すぐ!」とお答えしています。「iDeCo」は制度の都合上、申し込みから開始まで1カ月ほど時間がかかることもあるからです。各運営管理機関に問い合わせをしましょう。

「NISA」を始める場合も、銀行や証券会社等の金融機関で「iDeCo」とは別に「NISA」の口座を申し込む必要があります。それぞれの金融機関のホームページや窓口で確認し、活用してみましょう。

A.始めるのは、「今すぐ!」。「iDeCo」から始めて、「NISA」も使いましょう。申込先は、証券会社や銀行などの金融機関で始められます。自分のほしいファンドがある運営管理機関に決めましょう

(「将来のためにお金を増やしたい」と思ったときに読む本、おわり)

【『20代からはじめたい「将来のためにお金を増やしたい」と思ったときに読む本』はこちらから】

【これまでの記事はこちら】
#01 銀行に預けているだけではお金は増えない。アラサーから考えたいお金の「働き先」
#02 「ウナギ屋に行く」も投資のひとつ。生き方を「松」にするために
#03 「よかったな、また下がった」と思えたら立派な長期投資家
#04 「投資し続けたら、お金を使う前に死んでしまう」の勘違い
#05 本気モードで老後に備えよう。「iDeCo」「NISA」虎の巻

中野 晴啓
セゾン投信社長。セゾングループの金融子会社にて資金運用業務に従事した後、投資顧問事業を立ち上げる。2006年セゾン投信を設立。現在2本の長期投資型ファンドを運用、販売。全国で講演やセミナーも行う。

(提供:DAILY ANDS

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