不動産関連の比較査定サイト「スマイスター」を運営するシースタイルは、9月23日の「不動産の日」(全国宅地建物取引業協会連合会制定)に合わせて、「不動産相続」についての調査を行った。回答者の2割超が不動産相続をしたくないと考えている等、不動産相続についての意外な実態も明らかとなった。

不動産相続に関わる人は5割超 活用方法は住居が最多

相続,不動産,空き家
(写真=PIXTA)

9月23日は「不動産の日」である。秋に不動産取引が多くなる事や語呂合わせにより、1984年に全国宅地建物取引業協会連合会が制定した。シースタイルの調査は「不動産の日」に合わせて実施された。8月31日~9月11日にかけてインターネット上で行われ、20代以上の男女781人から回答を得た。

不動産相続の経験や相続する可能性の有無について、「相続の経験がある」と回答したのは21.9%であった。「相続する可能性がある」との回答は30.5%となり、全体の半数以上が不動産相続に関わるという実態が明らかとなった。

不動産相続の経験者に相続した不動産の種類を尋ねたところ、「戸建て」が79.5%と最も多かった。それに続いたのが「農地」であり、18.7%が回答している。「土地」(8.2%)や「マンション」(7.0%)よりも「農地」を相続した人の方が多いと言う結果となった。

相続した不動産をどうしたかについて尋ねたところ、「自分が住んだ」が最も多く、36.8%となった。「子供が住んだ」(3.5%)、「親が住んだ」(1.8%)を合わせると、4割を超える人が相続した不動産を住居として活用している。「売却」は22.8%で2番目に多い回答となっている。「賃貸に出した」(8.8%)や「駐車場経営」(4.1%)等、相続不動産の収益化を進める人も2割近くいる。一方、「空き家として管理」は17.0%、「空き家として放置」は11.7%と、相続不動産が空き家のままとなっている人も28.7%に上った。手間のかかる維持管理に手が回らず放置している人や、住居には困っていないが、相続不動産なので売るに売れないといった人もいると見られる。