世の中には流行がある。流行のファッション、流行のレストラン、流行の映画など、常にトレンドを追いかけていないだろうか?これはある程度は仕方がないことなのだ。人は周りの人と同調していると安心するというサガを持っている。一方、お金持ちは「多くの人が持っているもの」を買わないという。この一線が持つものと持たざるものを分かつのかもしれない。

多くの人は空いた店よりも行列が出来る店に並びたくなる

ハーディング効果,行動経済学
(画像=PIXTA)

人は周りと同じ事をやっていると安心する。群衆に同調すると安心するのだ。これを行動経済学の用語で「ハーディング効果」という。ハーディングは、英語の「herd」だ。もともとは動物が群れることをいい、群衆、民衆という意味もある。ハーディングのことを日本語では「群衆行動」とも言う。羊が群れて草原を走るように、鰯が群れて泳ぐように、人も群れて行動すると安心できるのは本能なのだ。人は空いた店よりも行列が出来る店に並びたくなるのだ。