節税につながるだけでなく、寄付を通じて地方の地域活性化にも貢献できることで人気を集めているのがふるさと納税だ。肉やスウィーツなど、その地域の様々な特産品をもらえる返礼品もあり、年々寄付額が増えている。しかし、ふるさと納税を実施している地方自治体の数は多く、返礼品も様々だ。さらにふるさと納税のしくみや、自分がどれだけ減税されるのかという上限など、知っておきたいルールも多い。そんな時、役立つのがふるさと納税についての情報が充実しているサイトだ。そこで今回は、ふるさと納税の情報を得られるサイトについて紹介していく。

総務省が運営する公式情報満載 ふるさと納税ポータルサイト

総務省
(画像=Webサイトより)

ふるさと納税について知りたいと思ったら、まずチェックしておきたいのが「ふるさと納税ポータルサイト」だ。ふるさと納税ポータルサイトを運営しているのは、ふるさと納税を管轄している総務省。ふるさの納税のしくみや理念について、わかりやすく紹介している。

目を通しておきたいのは「よくわかる!ふるさと納税」のページだ。このページでは、ふるさと納税のそもそもの理念や仕組みについてわかりやすく解説してくれている。返礼品が豪華になり、各自治体が返礼品競争を加速させる中、ふるさと納税の理念についてきちんと理解することができる。また、「ピックアップ!ふるさと納税」のページでは、ふるさと納税を活用した事業についてのレポートも掲載されている。ふるさと納税というと、どうしても控除や豪華な返礼品に目が行きがちだ。しかし、こちらのページを読むことで地方創生に参加するというそもそもの役割について、もう一度考えさせてくれるはずだ。

ふるさと納税の制度についての解説も充実している。わかりにくい手続きの仕方や税金の控除のしくみについては「ふるさと納税のしくみ」のページで紹介されているので、こちらも読んでおこう。

各自治体のふるさと納税の返礼品などについては、「自治体をさがす」のページにまとめられている。気になる地方の自治体名を検索でき、それぞれの自治体のふるさと納税についての公式ページにリンクする形だ。返礼品の人気ランキングなどは掲載されていないが、わかりやすくまとめられているのでゆかりの自治体を検索してみよう。

独自のポイントサービスを展開 ふるなび

ふるなび
(画像=Webサイトより)

ふるさと納税の寄付先選びには、やはり返礼品は大きなポイントになる。そんな返礼品をランキング形式で紹介してくれるのが「ふるなび」だ。ふるなびは、株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税専門サイト。ふるさと納税の仕組みや控除額の上限などの情報と共に、返礼品をランキング形式やカテゴリー別で紹介している。返礼品のランキングは、総合人気ランキング、カテゴリー別ランキング、自治体ランキングの3つのランキングがある。返礼品にはどんなものがあるのかわからないという方は、まずは総合人気ランキングを見てみよう。今一番選ばれている返礼品を見ることができるので、返礼品選びの参考になる。

肉、米、電化製品、スウィーツなど欲しい返礼品のジャンルが決まっている方はカテゴリー別ランキングがおすすめだ。欲しいジャンルの返礼品を人気順にまとめてチェックできるのでとても便利だ。18種類のジャンル別に返礼品ランキングが掲載されている。

ふるなびを使う魅力は、カード決済が可能だということ。サイト上から寄付を申し込むことも可能で、クレジットカード決済ができるので手間をかけずに気軽にふるさと納税を行うことができる。さらにクレジットカード決済を行うと、Amazonギフトコード券をもらうこともできる。

ふるさと納税の返礼品探しには、ランキングだけでなくふるなびBlogも参考になる。こちらはふるなびスタッフがふるさと納税について書いているブログで、貰える返礼品を試食した感想や、おすすめの返礼品について紹介しているもの。特に返礼品を実際に試食・試飲している感想は写真などもあり、とてもわかりやすい。読み物としても楽しめるので、時間がある時に目を通しながら、返礼品を探してみよう。

もうひとつふるなび独自の魅力として、ふるなびグルメポイントとふるなびトラベルがある。ふるなびグルメポイントとは、ふるなびで提携自治体に寄付を行うと貰えるポイントのこと。取得したグルメポイントは、提携している店舗で食事するときに利用可能だ。ふるなびトラベルは、寄付を行うことでトラベルポイントが付与され、そのポイントを利用して旅行に行けるサービスだ。現在提携している自治体は10だが、今後自治体数が増えることでより魅力的なサービスとなる。

ランキングが詳細で使いやすい さとふる

さとふる
(画像=Webサイトより)

さとふるは、株式会社さとふるが運営するふるさと納税専門サイトだ。こちらもふるさと納税の情報をはじめ、ランキング形式で返礼品を紹介している。ふるなびと違うのが、ランキングの鮮度だ。ふるなびのランキングは月間ランキングのみなのに対し、さとふるでは月間ランキングと週間ランキングを両方検索することができる。今一番人気の返礼品を知りたいのなら、さとふるがおすすめだ。ランキングは総合とカテゴリ別どちらも用意されている。

カテゴリ別のランキングがかなり詳細に分類されているのもさとふるの魅力だ。例えば「肉」カテゴリーを選ぶと、さらに「牛肉」「豚肉」「鶏肉」「ハム・ソーセージ」と詳細なカテゴリーに分けてランキングを検索することができる。返礼品の数は多岐にわたるため、ある程度カテゴライズしてから検索することができるのはとても便利だ。

ランキング以外で返礼品選びの参考になるのが「特集・キャンペーン」ページ。こちらはふるさと納税の返礼品を特集形式で紹介してくれる。例えば「絶品!海の幸 海老・蟹特集」や「極旨 お肉特集」「木のぬくもり特集」などタイトルを見るだけでクリックしたくなるものが多数紹介されている。ランキングだけでは探し切れなかったものや、今まで興味を持っていなかったものを知ることができるので、お礼品選びの幅が広がりそうだ。特におもしろいのは「ユニークなお礼品特集」。お礼品を選ぶときは、どうしても肉や電化製品、お米など実用的で人気の高いものに目が行きがち。

しかし、こちらの特集を見てみると、思っても見ないお礼品を見つけることができる。例えば体験型のお礼品として、栃木県那須塩原市の「乗馬レッスン(30分)」や、静岡県静岡市の「駿府匠宿で伝統工芸品を1つ体験(ペア)静岡挽物」などが紹介されている。また、オリジナル品制作として兵庫県上郡町の「手作り鎧兜」や群馬県榛東村の「オリジナルデザイン創作服」など、かなり個性的なアイテムをピックアップしている。どれも自分ではなかなか見つけられないものなので、特集に目を通してまだ見ぬ素敵な返礼品を探してみて欲しい。

手続きがインターネット上で完結し、決済方法が6種類あるのもさとふるの魅力だ。決済方法はクレジットカード、コンビニ支払いの他、Pay-easy決済、ソフトバンクまとめて支払い、auかんたん決済、ドコモ ケータイ払いからも選ぶことができる。

サポート体制の充実もさとふるの特徴だ。不明な点があれば、「ふるさと納税コンシュルジュ さとみ」に入力すればすぐに答えてもらえる。さらに詳しく聞きたい場合、無料会員登録をすればサポートセンターで電話対応、またはお問い合わせフォームからメールを使って質問することもできる。ふるさと納税初心者でも安心してふるさと納税を行うことができるので、初めての方はまず無料会員登録をしてみよう。

使い道から自治体を探すことも可能 ふるさとチョイス

ふるさとチョイス
(画像=Webサイトより)

ふるさとチョイスは、全国1,788自治体、15万点以上の地域の名産品を掲載しているふるさと納税総合サイト。株式会社トラストバンクが運営している。ふるさと納税の仕組みや寄付の流れなどの情報の他、お礼の品をカテゴリーで検索出来たり、ランキング形式で返礼品を探すことができる。ランキングは、ふるさとチョイス会員が「お気に入り」にしているお礼の品TOP30を毎月更新するものの他、人気検索カテゴリなどを紹介している。

会員登録を行うと、ふるさとチョイス上でカード決済やコンビニ決済などを使ってふるさと納税を行うことが可能だ。さらに気になる返礼品を「お気に入り登録」することもできる。いいなと思った返礼品はとりあえずお気に入り登録しておけば、あとでまとめて見ることができるので、返礼品選びがしやすい。さらにカタログや電話、FAX、さらに東京有楽町にある「ふるさとチョイスCafe」でもふるさと納税の申し込みができる。カタログを利用することで、ネットを利用しにくい高齢の方でも気軽にふるさと納税を行えるのはふるさとチョイスの魅力だ。イベントやセミナーも開催するなど、Webを飛び出してふるさと納税を盛り上げている。

ふるさとチョイスが他のサイトと違う点は返礼品だけでなく、寄付した金額の使い道などで自治体を選びやすいということだ。検索バーにある「使い道でチョイス」を選ぶと、「自然保護等」「高齢者」「子ども・青少年」など、寄付金の使い道について選ぶことができる。ふるさと納税は豪華な返礼品にばかり目がいきがちだが、そもそも寄付を通じて地域振興に参加するというのがふるさと納税の理念だ。寄付金の使い道から自治体を探すことができるのは本来の目的を叶えることにもつながる。また、「災害支援でチョイス」では、台風などで被害を受けた地域に支援を行うことも可能だ。

同じように、ふるさと納税の理念に合わせてふるさとチョイスが行っているのが「ガバメントクラウドファンディング」だ。ガバメントクラウドファンディングとは、自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄付金の使い道を、より具体的にプロジェクト化したもの。例えば「犬猫の殺処分ゼロを目指すプロジェクト」や「イベントの開催」など、プロジェクトごとに目標金額やプロジェクト内容が設定されており、寄付を行うことができる。返礼品は用意されているプロジェクトもあれば、返礼品がないプロジェクトもある。ふるさと納税を通じて、地域を活性化させたい、問題解決の手助けをしたいという気持ちが叶えられる仕組みなので、ぜひこちらにも目を通して見てもらいたい。

Tポイントが使える!たまる! Yahoo!ふるさと納税

Yahoo!ふるさと納税
(画像=Webサイトより)

Yahoo!に会員登録をしている方ならぜひチェックしておきたいのが、「Yahoo!ふるさと納税」だ。Yahoo!ふるさと納税では、ふるさと納税の基礎知識と共に、カテゴリ別で返礼品を紹介している。ランキングなどはなく、ふるさと納税専門サイトに比べると情報量は少なめだ。

しかし、Yahoo!ふるさと納税だけの利点がある。それが、Tポイントだ。Yahoo!を経由することで、ふるさと納税の支払いにTポイントが利用できる。Yahoo!JAPANカードで支払いを行えば、ふるさと納税をすることでTポイントを貯めることもできる。

Yahoo!ふるさと納税には情報は少なめだが、提携している「ふるさとチョイス」でもTポイントは利用可能だ。利用方法は、まずふるさとチョイスで寄付する自治体を選ぶ。そして、申込の際、支払い方法を「クレジット決済に進む(Yahoo!公金支払い)」を選ぶ。Yahoo!公金支払いの入力画面で、Yahoo!JAPAN IDでログインすれば、Tポイントを利用することが可能だ。ふるさとチョイスとYahoo!公金支払いを併用することで、お得に利用することができる。Yahoo!JAPAN IDをお持ちの方はぜひ検討してみよう。

ふるさと納税で楽天ポイントもゲット! 楽天ふるさと納税

楽天ふるさと納税
(画像=Webサイトより)

大手ネット通販の楽天でも、ふるさと納税を行うことができる。楽天のふるさと納税の大きな魅力は、やはり楽天スーパーポイントだ。Yahoo!公金支払いでは、ふるさと納税の支払いにTポイントを利用することはできるが、Tポイントを貯めることはできない。Tポイントを貯めるには、Yahoo!Japanカードで支払う必要がある。

しかし、楽天でふるさと納税を行えば、寄付金の支払いにポイントを利用できるだけでなく、寄付金の額に応じて楽天スーパポイントが付与される。貯めた楽天スーパーポイントは、別の買い物などに利用できるため、とてもお得だ。

楽天のふるさと納税ページは情報も充実している。ふるさと納税の仕組みや、手続きについては「はじめてガイド」ページが便利だ。ふるさと納税の仕組みや手続きについてわかりやすく説明してある。また、自分がどれだけ税金の控除を受けられるかについては、「はじめてガイド」ページ内にある「控除金額シュミレーター」が役に立つ。年収と家族構成を入力することで、ふるさと納税を利用した際に控除を受けられる上限額をシュミレーションすることができる。楽天会員IDを持っている方なら、マイページにシュミレーション結果を保存することもできるので、寄付金額の調整がしやすい。

返礼品は、楽天ふるさと納税ページを経由して寄付を行った数が多い順にランキング形式で紹介しているほか、レビュー高評価順のランキングも見ることができる。実際にお礼の品を受け取った方のレビューは返礼品選びの参考になるのでぜひチェックしておきたい。ジャンル別検索も、「肉・肉加工品」ジャンルを選べばさらに「牛肉」「豚肉」と細かくジャンル分けして検索できるので検索もしやすい。楽天市場と同じ感覚で利用できるので、楽天を普段利用している方ならスムーズに寄付を行うことができるだろう。

ふるさと納税の返礼品を利用して旅行に行きたい方に ふるぽ

ふるぽ
(画像=Webサイトより)

ふるさと納税で貰える返礼品で旅行に行きたいという方におすすめなのが「ふるぽ」だ。ふるぽは旅行会社JTBが運営するふるさと納税情報サイト。ふるさと納税の返礼品に独自のポイント制を導入している。

ふるさと納税の仕組みや手続きについては、「ふるさと納税とは」のページや「はじめての方へ」でわかりやすく紹介している。ふるさと納税の返礼品に、ふるぽ独自のポイントを利用する場合は、必ず「はじめての方へ」ページを読んでおこう。

ふるぽ独自のポイント制度とは、寄付金額に応じて自治体独自のポイントが発生されるシステムだ。寄付した際にもらえたポイントを利用して、後ほど返礼品を選ぶことができる。品切れの返礼品が再開するのを待つことや、季節ものの特産品を季節に合わせて受け取ることが可能となる。

また、同じ自治体に年をまたいで寄付を行い、ポイントを積み立てることもできる。ポイントを積み立てることで、より高価な返礼品を貰うことができるのだ。ポイントはふるぽ内でのみ利用できる。また、寄付した自治体で付与されたポイントを、他の自治体のお礼品選びに使うことはできない。ポイントの有効期限は自治体によっても異なり、「寄付日から2年」「最終交付日から1年」などと決まっている。寄付した際は必ず有効期限について確認しておこう。

返礼品の紹介については、ジャンル別ランキング、総合ランキングなどで紹介している。特徴的なのがお礼品のジャンルに「JTB」があることだ。これはエースJTBやるるぶとらべるの旅行で利用できるクーポンにポイントを交換できるもの。ふるさと納税を行うことで、お得に旅行を楽しむことができる。他のサイトでは、その地域の旅館宿泊チケットなどに交換できるものはあるが、JTBのツアーに利用できるのはふるぽならでは。旅行を計画している方はぜひ一度チェックしておこう。

12月いっぱいで締め切りだが今年もまたある

今回はふるさと納税の情報をチェックできるサイトを紹介してみた。それぞれのサイトによって、独自のポイント制度が導入されていたり、決済方法などに差がある。また、とり扱っている自治体はサイトによって異なるため、ひとつのサイトで返礼品を探すのではなく、複数のサイトをチェックするこでより自分に合ったものを探すことができるだろう。

ふるさと納税は、寄付を通じて地域の振興に参加できる制度でもある。使い道について知りたい方はふるさと納税ポータルサイトなどにも目を通しておきたい。サイトを活用して、ふるさと納税をより身近なものにしていこう。(ZUU online編集部)