資産運用の手段をいろいろと検討した結果、マンション投資を行おうとしている人も多いのではないでしょうか?マンション投資は株式投資やFXよりも、比較的リスクを抑えながら資産運用を行うことができると考えられています。難しい知識を必要としないため初心者でも行うことができますが、何も知らないで運用を行うと思わぬ失敗を引き起こしてしまう危険性もあります。

マンション投資で失敗を未然に防ぐためにはどうすれば良いのでしょうか?成した事例を勉強することはもちろん大切ですが、失敗事例を見ていくことで事前に対策を検討しておくことが可能となります。マンション投資における代表的な失敗事例を見ていきましょう。

相続対策のため、賃貸需要のないエリアに新築してしまった事例

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(写真=Lester Balajadia/Shutterstock.com)

相続対策としてマンション投資を行うことは選択肢として間違ってはいませんが、投資である以上は運用がうまくいくような条件を満たしているかどうかが大切です。初心者が陥りやすい失敗事例として、「不動産会社などから相続対策としてマンション投資をすすめられ、賃貸需要のないエリアに新築してしまう」というケースが挙げられます。

マンション投資によって現金が不動産に変わってしまうと、いざというときに現金が必要になってもすぐには何もできません。賃貸需要のないエリアに新築してしまったことにより家賃収入も貯まらないような状態で相続が発生した場合には、現金を確保するために不動産を二束三文で手放さなくてはならなくなってしまうこともあります。

安い理由をよく確かめずに手を出してしまった事例

初期投資を抑えて高利回りの物件を運用することが重要になりますが、物件価格が安く高利回りであるからといって必ずしも良い物件とは限りません。初心者が陥りやすい失敗事例として、「安い理由をよく確かめずに利回りの良い物件を購入した場合に、購入した物件に再建築不可などの条件が設定されている」というケースが挙げられます。

再建築不可とは法定道路に2メートル以上接していない接道義務違反などの物件に対して設定されますが、設定されてしまっている場合には建物が古くなっても建て替えを行うことができません。そのため、物件の売却を行いたくてもなかなか買い手がつかなかったり、建物が古くなってもリフォームしか行うことができなかったりと初心者にとっては運用の難しい物件となってしまいます。

新築マンションの勧誘にまんまと乗せられてしまった事例

中古マンションは修繕費などのランニングコストが発生しやすいため、キャッシュフローが不安定になることもあります。初心者には難しいなどの理由で、不動産会社は比較的安定した収入が期待できる新築マンションの購入をすすめる場合があります。しかし、新築物件の場合には、「修繕費は生じないものの家賃収入が予想できないことによる運用不振に陥る」ケースがあります。

中古マンションの場合にはある程度の過去の運用データがありますが、新築マンションの場合には想定利回りといって満室時の利回りしか表示されていないため、運用をイメージすることができません。そのため、想定利回りで融資の返済計画を組んでいたところ思った以上に家賃収入が伸びず、返済が滞ってしまうなど運用が困難になってしまうことがあります。

まとめ

マンション投資における失敗事例を見てみると、ほとんど初心者が陥りやすい失敗であることがわかります。初心者が失敗しやすい理由は、不動産会社のいうことのみを聞いた結果であったり、かじった程度の不動産の知識で安易にマンション投資に手を出してしまった結果であったりします。

いくらマンション投資が株式投資やFXと比較してリスクが低くメリットの多い資産運用方法であったとしても、投資そのものに元本割れのリスクがあるということを忘れてはなりません。不動産投資におけるリスクやデメリット、生じやすい失敗例などをしっかりと理解して、安心して資産運用を行うことができるようにしましょう。(提供:Nowstate

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