2017年に人気が高かった投資信託はどのファンドか。投信信託ブログを運営する198人が参加し、2017年11月に投票を受け付けた「Fund of the Year 2017」(主催・運営委員会)が興味深い。1~10位をブロガーのコメントとともに紹介する。

1位 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天投信投資顧問)

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(画像=PIXTA)

投資信託ブロガーのおすすめファンドとして1位に輝いた投資信託が、楽天投信投資顧問が提供する「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」だ。日本を含んだ全世界を対象に、各国の株式市場の株価の変動に連動させる形で投資成果を目指している。

世界最大級の運用会社「バンガード」の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(上場投資信託証券)」を主な投資対象としている。このETFの取り扱い銘柄は欧米の先進国株式や中国などの新興国株式などで構成されており、日本企業の株式を含めると2017年7月時点で7400銘柄が対象となっている。この投資信託の特徴としては為替ヘッジを行わないことなどが特徴の一つ。実質的な運用管理費用(信託報酬)は年間0.2396%程度。

投票に参加した投資信託ブロガー198人のうち、39人がおすすめ投資信託として投票した。「このファンド1本で十分」「日本円で少額投資出来るのは嬉しい」などのコメントが寄せられた。

2位 ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント株式会社)

投資信託ブロガーのおすすめ度が高いファンドとして2位にランクインした投資信託が、ニッセイアセットマネジメント株式会社の「ニッセイ外国株式インデックスファンド」だ。日本の株式は含まれていないが、世界の主要な先進国の株式を対象に投資を行っている。

「MSCIコクサイ・インデックス」(円換算ベース)と連動させることによる投資成果を目指している。この指数は、MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)が提供している。1986年3月から公開されてある実績ある株式指数で、1300銘柄に近い規模の株式で構成されている。国別ではアメリカの株式が半数以上を占め、イギリスやフランスの株式も多い。この投資信託の大きな特徴の一つが、運用管理費用などは負担しなければならないものの、購入時や換金時の手数料が無料である点と言える。

投資信託ブロガーのうち34人がおすすめ投資信託として投票した。ニッセイ外国株式インデックスファンドは2014年から2016年まで、このランキングで3年連続1位になっている。

3位 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天投信投資顧問)

投資信託ブロガーがおすすめする投資信託の中で、1位となったファンドも有する楽天投信投資顧問の「全米株式インデックス・ファンド」が3位にランクインしている。この投資信託ファンドでは、アメリカの株式市場の動きに焦点をあてて運用がされている。

「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」(円換算ベース)との連動を目指して投資成果を出す。この株式指数は約4000銘柄で構成されており、アメリカの大型株から小型株までを横断的に取り扱っていることが特徴だ。実質的な運用管理費用は年0.1696%(税込)程度となっている。

投資信託ブロガーのうち33人がおすすめ投資信託として投票した。投資信託ブロガーの投票コメントとして「今後も成長が見込める最大市場の米国に低コストで投資できる」「米国株式全体への集中投資ができる。信託報酬も安価で良い」などの声が寄せられており、アメリカ市場への期待感と投資信託としての手数料の安さなどが上位にランクインするポイントとなったと言える。

4位 野村つみたて外国株投信(野村アセットマネジメント)

野村アセットマネジメントが提供する「野村つみたて外国株投信」が4位になった。新興国を含む外国株式を主な投資対象としている。

「MSCI ACWI(円換算ベース)」の動きを捉える投資成果を目指している。MSCI ACWIの対象国は先進国と新興国合わせて46ヵ国・地域規模になっており、世界全体の株式の時価総額の80%以上をカバーする規模となっていることも特徴となっている。運用管理費用は年0.2052%。

投資信託ブロガーの23人がおすすめファンドとして投票した。おすすめ投資信託ファンドとして投票した理由としては、「低コスト」「シンプルさ」「大御所の実力に期待」などが挙げられている。野村證券の運用実績などに期待する声も多く、個人投資家からの信頼性の高さも感じさせる結果となった。

5位 eMAXIS Slimバランス8資産均等型(三菱UFJ国際投信)

購入時手数料が無料の「ノーロード」シリーズの投資信託として、三菱UFJ国際投信が提供する「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」が5位となった。連動する投資成果を出すための対象としているのが世界各国の株式や公社債、不動産投資信託証券市場の値動きだ。

基本投資割合としては、日本国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債権、新興国債券、国内REIT(不動産投資信託)、先進国REITにそれぞれ等しく12.5%を設定している。国内株式では東証株価指数(TOPIX)との連動、国内債券では「NOMURA-BPI総合」 と連動する投資成果を目指している。運用管理費用は年率0.22572%以内となっている。

おすすめ投資信託ファンドとして、投資信託ブロガー25人が投票した。均等分散によるシンプルさやコストの安さに関する投票理由が多く、ほかの投資信託ファンドに比べて「無難」という意見も目立った。

6位 ひふみ投信(レオス・キャピタルワークス)

6位はレオス・キャピタルワークスが販売する直接販売投資信託である「ひふみ投信」だ。日本国内外の上場株式を主な投資の対象としている。投資時点での市場価値などに着目して、大型株や小型株などの銘柄規模にとらわれず、投資先を主体的に選んで長期投資を行っていることが特徴と言える。

投資した銘柄の株価変動や市場価値などを評価し、随時保有している株式の売却などを行う。そのため、資産全体において株式として保有している割合と現金として保有している割合が変動する。利益確定や株価下落による損失リスクの回避を行いながら運用を行い、購入者側への高い還元率を目指している。運用管理費用は年率1.0584%。

投資信託ブロガーのうち、20人がおすすめファンドとして投票した。投票した理由としては「卓越したパフォーマンス」「投資していた楽しい」「情報開示や受益者への対応」などが挙がった。

7位 eMAXIS Slim新興国株式インデックス(三菱UFJ国際投信)

三菱UFJ国際投信が販売する投資信託として2つ目のランクイン。5位にもなった「eMAXIS Slim」シリーズの「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」が7位となった。

投資成果を「MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)」と連動させて出すことを目指して運用を行っている。いわゆるエマージング・マーケットとは新興国市場のことを指しており、MSCIエマージング・マーケット・インデックスでは中国や韓国、台湾などの株式が主な対象となっている。運用管理費用は年率0.2052%。

おすすめ投資信託ファンドとして17人のブロガーが投票した。新興国を対象にした投資信託であっても運用管理費用を0.2%程度に抑えていることなどが、投票理由などとして主に挙げられている。

8位 たわらノーロード先進国株式(アセットマネジメントOne)

アセットマネジメントOneが販売する投資信託として8位にランクインしたのが「たわらノーロード先進国株式」だ。「MSCIコクサイ・インデックス(円換算ベース)」と連動した投資成果を目指している。

購入時と換金時の手数料がかからないタイプの投資信託ファンドで、アメリカや欧州などの株式を主な投資対象としている。MSCIコクサイ・インデックスは、2位にランクインしたニッセイ外国株式インデックスファンドも連動による投資成果を目指している。運用管理費用は年率0.216%。

投資信託ブロガーのうち25人がおすすめファンドとして投票した。「誰にでも安心して推薦できる良質なファンド」「実質コストの削減にも努力している」などの投票理由が挙げられている。

9位 バンガード・トータル・ワールド・ストックETF VT(ザ・バンガード・グループ・インク)

世界最大級の投信会社「ザ・バンガード・グループ」が販売する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」が9位にランクインした。

全世界の小型株から大型株までを網羅した「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」との連動を目指した運用を行っていることが特徴だ。このインデックスでは日本を含む全世界の株式の98%以上をカバーしている。運用管理費用は年率0.1%。

おすすめ投資信託として16人が投票した。年々コストダウンに取り組んでいることなども評価された。

10位 iFree S&P500インデックス(大和証券投資信託委託)

10位は、大和証券投資信託委託が提供する「iFree S&P500インデックス」となった。

ニューヨーク証券取引市場やNASDAQに上場する大型銘柄を対象とした「S&P500指数(円ベース)」の動きに連動させることを目指している。運用効率化の一環として、上場投資信託証券や株価指数先物取引への投資を行うこともある。運用管理費用は年率0.243%。

投資信託ブロガー24人がおすすめファンドとして投票した。S&P500の投資信託の中では運用管理費用が安価であることなどが投票した理由として挙げられている。(岡本一道、金融・経済ジャーナリスト)

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