「勝率91.0%」。これは2017年のIPO株のことだ。初値が公募価格を上回った銘柄が9割越えとなり、IPO株の活況ぶりがよく分かる。

2017年のIPOだけが特別に良かったわけではなく、2016年は勝率80.7%、2015年は勝率89.1%と3年連続8割越えを達成している。このように過去のデータからも高い確率で値上がりが期待されるIPO投資には、多くの投資家が注目している。

しかし高い人気から、証券会社ごとに抽選が実施され、当選しなければIPO株を購入することができない。数ある証券会社の中でどこで抽選の申し込みをするべきかで迷う人も多いのも事実だ。そこで今回はカブドットコム証券 <8703> のIPOについて解説する。

カブドットコム証券とは

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(画像=Webサイトより)

今回紹介するカブドットコム証券はインターネット専業の証券会社だ。同社は2007年から三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> の子会社となり、メガバンクグループの証券会社として事業を展開している。証券口座の数は2018年2月のデータによると約108万口座であり、ネット証券大手の一角を担っている。

カブドットコム証券の特徴は、内製化システムによるITに強みがある点だ。特に自社製のシステムを最大限に活かした、ネット証券随一の株式自動売買の注文方法の種類が象徴的だ。今では多くの証券会社で注文方法として取り入れられている自動売買の方法である逆指値注文は同社の特許の一つでもある。

逆指値注文以外にもW指値注文、±指値注文、リレー注文、Uターン注文、トレーリングストップ注文、時間指定注文など数多くの自動売買に関する注文方法に対応している。

独自のサービスが多いのも同社の特徴の一つだ。50歳以上の人の株式売買手数料が割引になるシニア割や女性が対象の女子割、カブドットコム証券や親会社の三菱UFJフィナンシャル・グループの株式を購入する際に割引が適用される株主推進割引などの証券業界では珍しい割引サービスが多い。また同社の株主なら株式売買手数料について株主優待割引が適用される制度もある。

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カブドットコム証券のIPO実績は?

気になるカブドットコム証券のIPO実績だが、2017年は27社となかなかの取り扱い銘柄数であった。以下は2017年に同社が取り扱ったIPOの一覧だ。

3月16日 ほぼ日 <3560> 2,350円/初値5,360円(騰落率128%)
3月21日 力の源ホールディングス <3561> 600円/2,230円(272%)
3月22日 マクロミル <3978> 1,950円/1,867円(-4%)
3月24日 ソレイジア・ファーマ株式会社 <4597> 185円 234円 26%)
3月27日 ティーケーピー <3479> 6,060円/10,560円(74%)
3月28日 ズーム <6694> 1,520円/2,278円(50%)
3月29日 オークネット <3964> 1,100円/1,300円(18%)
3月30日 スシローグローバルホールディングス <3563> 3,600円/3,430円(-5%)

4月12日 LIXILビバ <3564> 2,050円/1,947円(-5%)

6月27日 Fringe81 <6550> 2,600円/6,060円(133%)

7月12日 ソウルドアウト <6553> 1,200円/2,113円(76%)
7月20日 ジェイ・エス・ビー <3480> 3,200円/4,280円(34%)

9月20日 ニーズウェル <3992> 1,670円/3,850円(131%)
9月26日 壽屋 <7809> 2,000円/2,650円(33%)
9月29日 西本Wismettacホールディングス <9260> 4,750円/4,465円(-6%)

11月15日 シー・エス・ランバー <7808> 1,480円/2,724円(84%)
11月29日 トレードワークス <3997> 2,200円/13,600円(518%)

12月12日 カチタス <8919> 1,640円/1,665円(2%)
12月13日 SGホールディングス <9143> 1,620円/1,900円(17%)
12月13日 ヴィスコ・テクノロジーズ <6698> 4,920円/15,000円(205%)
12月13日 マツオカコーポレーション <3611> 2,600円/3,800円(46%)
12月18日 歯愛メディカル <3540> 3,300円/4,030円(22%)
12月18日 ジーニー <6562> 1,350円/2,674円(98%)
12月20日 森六ホールディングス <4249> 2,700円/2,975円(10%)
12月20日 オプトラン <6235> 1,460円/2,436円(67%)
12月25日 要興業 <6566> 750円/950円(27%)
12月26日 オプティマスグループ <9268> 1,800円/2,001円(11%)

その他2016年のカブドットコム証券のIPO取扱い実積は九州旅客鉄道 <9142> 、LINE <3938> などの19社、2015年は日本郵政 <6178> 、ゆうちょ銀行 <7182> 、かんぽ生命保険 <7181> などの18社であった。

抽選方法は?

カブドットコム証券のIPOの抽選方法について説明しよう。証券会社ではIPO抽選において、一定割合を優先的に大口顧客に配分している証券会社と、抽選の証券会社がある。特に昔ながらの対面系証券会社は大口顧客を優先的に扱う傾向が強く、ネット証券は抽選の場合が多い。

カブドットコム証券ではIPO株の抽選ルールとして一定割合は抽選となるが、一部は大口顧客を優先に配分を行なうこととしている。抽選によらない割当分は、同社のコールセンターへIPOの申し込みを行なった顧客を対象に配分がなされる。ただし同社の配分予定株数が一定数量に満たない場合は全株が抽選に回されることとなっており、その場合は同社のホームページで告知がある。

抽選の場合は大口顧客であっても新規に口座を開設したばかりの顧客であっても同等の条件の下で抽選が行われるため、全ての顧客の当選確率は同一となる。抽選方法は、購入申込みのあった顧客に対し、システム的に乱数が割り振られる。その乱数の小さい順から1単位ずつIPO株を配分する方法が採られている。

IPOの手数料は?

カブドットコム証券でIPO抽選に申込み、運よく当選した場合はIPO株の購入、売却について考える必要がある。次はIPO株の売買手数料について見ていこう。同社でのIPOについては、抽選への参加手数料ならびに当選時の購入手数料は無料となっている。手数料で必要となるのは上場後に株式を売却する際だ。売却時は通常通りの株式売買手数料が必要となる。

同社の株式売買手数料は以下の通りだ。

約定代金……インターネット注文/電話(自動応答)/電話(オペレーター)
10万円……90円(税込97円)/190円(税込205円)/2,090円(税込2,257円)
20万円……180円(税込194円)/280円(税込302円)/2,180円(税込2,354円)
30万円……250円(税込270円)/350円(税込378円)/2,250円(税込2,430円)
50万円……250円(税込270円)/350円(税込378円)/2,250円(税込2,430円)
100万円……990円(税込1,069円)/1,090円(税込1,177円)/2,990円(税込3,229円)
200万円……1,890円(税込2,041円)/1,990円(税込2,149円)/3,890円(税込4,201円)
400万円以上……3,690円(税込3,985円)/3,790円(税込4,093円)/5,690円(税込6,145円)

同社の手数料体系は、主要ネット証券5社で最低水準となっている。又同社の取り組みとして手数料に関する様々な割引が存在する。

・シニア割引……50歳以上60歳未満2%割引、60歳以上4%割引
・女子割……女性限定で1%割引
・NISA割……同社のNISA口座保有で最大5%割引
・株主優待割引……同社の株式を保有で最大15%割引

各種割引は組み合わせることも可能となっており、複数の割引を活用することで低水準な手数料で売買ができるのが魅力だ。

カブドットコム証券でのIPO投資の魅力

カブドットコム証券でのIPO投資の魅力について解説しよう。同社の魅力の1つとして豊富なIPO株取り扱い実績が挙げられる。ネット証券の中ではIPOの取り扱い銘柄数が少ない場合も多いが同社は2015年18社、2016年19社、2017年27社と高水準の取り扱い銘柄数だ。年々同社取扱いのIPO数も増えてきており、特に2017年は一段と増えている。

IPO株の一定割合又は全株が公平な抽選がなされるという点も魅力だ。抽選方法は乱数による抽選の為、新規に口座開設した顧客であっても同一の当選確率となるため誰にでも当選チャンスがある。

当選した場合も購入時は手数料がかからず、売却時も主要ネット証券5社最低水準の手数料で売却できる。手数料の割引サービスも魅力的だ。

開催中のキャンペーン

現在カブドットコム証券ではキャンペーンとして「ご家族・ご友人紹介プログラム」を開催中だ。同キャンペーンでは同社の顧客が家族・友人等へ同社を紹介し、新規で口座開設をした場合に顧客には最大5,000円のキャッシュバック、新規口座開設者には2,000円(期間内に投資信託買付10万円以上が条件)がプレゼントされる。キャンペーンの実施期間は2017年2月3日から。終了は未定となっている。

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口座開設方法は3通り

カブドットコム証券での口座開設は3つの方法で受け付けている。1つ目はスマートフォンアプリによる口座開設だ。アプリでは署名・捺印が不要で本人確認書類もスマートフォンで撮影するだけとなっており、書類の郵送を行なわず簡単に口座開設が可能だ。さらに撮影した本人確認書類から自動で氏名や住所が読み取ってもらえるという。

2つ目の方法はインターネットでの口座開設だ。こちらも署名・捺印が不要であり、本人確認書類の提出も写真データで受け付けている。3つ目の方法は郵送での口座開設だ。口座申込資料を請求すると、郵送で申込書が送られてくる。必要事項を記入の上返送すると、最短6営業日で口座開設が可能だ。

三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下ということもあり、豊富な取り扱い銘柄が魅力のカブドットコム証券だが、その他にも公平なIPO株の抽選や低水準の手数料体系など様々な魅力が多い。ぜひIPO投資の選択肢として同社を検討してみてはいかがだろうか。 (右田創一朗、元証券マンのフリーライター)

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