株式投資は少額でもはじめられる

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例えば、業績好調に注目して日本マクドナルドホールディングス株式会社<2702>の株を買いたい場合はどうでしょうか。2018年4月13日大引時点で株価は5,150円なので最低単元の100株でも51万5,000円の大金が必要です。しかし、「いきなり約50万円以上の金額を投じるのは不安」という人でもあきらめることはありません。証券会社の中には100株以下の単元未満でも株を購入できるサービスを実施している会社があります。したがって、日本マクドナルドホールディングス株式会社のような値がさ株でも1万円以下で投資することが可能なのです。

1株から買える単元未満株なら「ゆったりコツコツ投資」が可能

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単元未満株投資のサービスは、扱っている証券会社によってS株、ワン株、プチ株、まめ株などの愛称が付けられています。口座を持っていれば買い付け余力の範囲内で何株でも購入することが可能です。株価500円の銘柄を1株だけ買うこともできますし、予算を1万円と決めて20株購入するという方法もあります。まさに「ゆったりコツコツ株」投資に適したシステムといえるでしょう。

特筆すべきは、1株の購入でも正式な株主として登録され、配当金や銘柄によっては株主優待の権利もあることです。株主通信などの書類もちゃんと送られてきます。権利がないのは、株主総会の出席と議決権だけです。似たような投資商品に毎月一定の金額で購入する「るいとう(株式累積投資)」がありますが、こちらは名義が証券会社になるため、単元株に到達するまでは株主として登録されません。(配当は元本に組み入れ)

単元未満株はどうやったら買えるのか

単元未満株はどうやったら買えるのかを解説します。まず、口座をお持ちの証券会社が「単元未満株を扱っているかどうか」を確認しましょう。もし、扱っていなければ、取り扱い可能な証券会社に新たに口座を作る必要があります。2018年3月現在で単元未満株を扱っている証券会社は、ネット証券ではSBI証券、カブドットコム証券、マネックス証券。大手では野村證券となっています。

口座を作ったら、国内株取引画面の単元未満株を選択し、買い付け余力の範囲内で買える銘柄と株数を入力します。単元未満株もNISA(少額投資非課税制度)で購入可能なので、預かり区分をNISA預かりにした方が有利です。すべての項目を入力したら、取引確認画面で注文内容をチェックして注文ボタンをクリックします。これであとは取引成立を待つだけです。

単元未満株購入の注意点は?

購入に際しては注意すべき点があります。まず、手数料が割高になることです。SBI証券の場合では最低基準でも54円(税込)掛かりますので、株価500円の銘柄を1株だけ購入すると10%以上のコスト比率となります。次に買い付けは「成行」のみで自分が希望する株価を「指値」することはできません。また、場中(取引の途中)で売買することはできず、SBI証券の場合では前場寄り付きと後場寄り付きの2回だけです。

共感する企業に投資する気持ちも大事

最後に「ゆったりコツコツ株」投資の心構えですが、少額ずつコツコツと買っていくので、目先のもうけだけを考える短期投資には向いていません。例にあげた日本マクドナルドホールディングス株式会社のように、日ごろよく利用する企業の経営方針に共感して将来の成長に投資するという気持ちも大事です。積立預金のつもりで毎月コツコツと買い続けていると、業績好調なら連続増配で年を追うごとに配当収入が増えていく楽しみもあります。

いかがでしょうか。目先の株価に一喜一憂することなく落ち着いて投資することができる「ゆったりコツコツ株」投資です。1万円程度の少額投資を考えておられる方にはおすすめの投資方法で、一考の価値ありですね。(提供:Renosy Journal)