マンションを購入するときにさまざまな経費がかかると知っていても、具体的な項目・金額までイメージできる方は少ないでしょう。購入直前に不動産会社から説明を受けて、初めて知るケースも多い傾向です。近々、購入を予定されている方は、どんな費用がかかるのか把握しておきましょう。

物件価格の10%にもなる?トータルの諸費用

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中古マンション購入時の大半の諸費用は、「現金で支払う」必要があります。そのため、手元に現金がなければ、最悪「マンションが買えない!」ということになりかねません。だからこそ、事前に内容を熟知しておくべきなのです。

しかも、少なくない費用がかかります。諸費用の額は中古マンションの場合、物件価格の10%程度は用意しておきたいところです。10%程度というと、仮に3,000万円の物件を購入した場合は約300万円が諸費用になります。

また、諸費用は金額だけでなく、「どのタイミングで支払うか」も重要です。諸費用がかかるのは契約時だけではありません。金融機関の決済時から購入後もかかってきます。しっかり備えるため、時期と金額について見ていきましょう。

購入段階ごとに見る諸費用内訳

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1.決済時:下記の諸費用
金融機関から融資実行の際、さまざまな手続きが行われ、手続きごとに手数料などが発生します。決済時に必要な諸費用は以下の通りです。

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※不動産会社が売り主の場合、仲介手数料はかかりません。

決済時は金融機関の融資実行と共に、各種保険に加入したり、建物、土地を登記したりと、多くの手続きが行われます。慎重に取り組みましょう。

2.入居後:不動産取得税
固定資産税評価額×4%算出します。(2018年3月31日までは3%)不動産取得税は不動産を購入してから請求書が届くまでに数ヵ月の期間を有します。忘れないようにメモなどを残しておきましょう。

このように段階ごとの諸費用を積み上げた結果、物件価格の最大8%くらいになるのが一般的です。

忘れがちな費用…仮住まい費用、設備交換、引っ越し代など

中古マンション購入時にかかる費用はこれだけではありません。新居に入るまでの仮住まいが必要なときは、そのための経費も用意します。また、中古マンションは入居直後に予想外の費用がかかることもあるでしょう。たとえば、大がかりなリフォームをしていない物件の場合、「洗面台だけは取り替えたい」「エアコンを省エネタイプに替えたい」など、実際に住んでみて設備交換をしたくなることもあります。

さらに、忘れてならないのが、引っ越し代です。荷物の量や移動距離にもよりますが、一般的には10万~20万円くらいは見ておいた方が良いでしょう。特に遠距離の引っ越しをされる方は要注意です。早めに見積もりをとっておくのが賢明といえます。また、家電や家具の費用も意識しておきたいところです。家族の人数や間取りにもよりますが、ファミリーの場合、余裕を見て40万~50万円は準備しておくと安心でしょう。(提供:Renosy Journal)