リーダーになれる人はもともとリーダーに適した能力を持っているわけではなく、ある日突然リーダーとして成長するわけでもありません。彼らはリーダーになるための仕事のやり方をしているのです。それはどのようなものなのでしょうか。ここでは3つのポイントを説明します。

「こうなりたい」という強い願望がある

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(写真=Matej Kastelic/Shutterstock.com)

リーダーは「こうなりたい」という強い目標を持って仕事をしています。人によって願望の大小や強弱に差はありますが、何かしらの目標を持って仕事に臨んでいる点は共通しています。

リーダーの枠には限りがあるため、目標を設定せずに仕事をしていると、他の人間にその枠を奪われてしまいます。これに対して「絶対に営業成績で1番になる」といった明確な目標があれば、目標に突き進むことができます。目標が明確なだけにスキルを身につけ、実績を残せるからこそ、上司や人事などから評価されてリーダーに抜擢されるのです。

ここで重要になるのは目標をできるだけ強く具体的に思い描くことです。なぜなら目標が明確であればあるほど、その目標は人間の潜在意識にも強く作用し、目標の実現のために心と体をコントロールするようになるからです。そのため目標は声に出したり紙に書き出したり、他人に公言するのも効果的です。

仕事の「スピード」を常に意識している

リーダーになれる人はすべての仕事において「スピード」を意識しています。「Done is better than perfect.(完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ)」。これはFacebookの創業者であるマーク・ザッカーバーグの言葉です。彼が仕事の完成度よりもスピードを重視していることがわかります。

完璧を目指して延々と細かいところに手を加えていても、最終的な結果は大きく変わりません。それよりも8割程度の完成度で終わらせて、そのあと必要な分だけ手直しをする方が早く成果が得られるわけです。

また、仕事のスピードを重視すると自然と仕事の経験値を積み上げることができます。1つの仕事をこれまでの半分の時間で終わらせることができれば倍の仕事ができ、自ずと経験値も倍になっていくのです。ただしスピードを重視して、質をおろそかにするのは本末転倒です。リーダーになれる人は、スピードと同時に質も追求しています。

スピードと質を同時に追求するには、どうしてもスキルが必要です。例えばプレゼン資料ならExcelやPowerPointの使い方を熟知している必要があります。データの分析方法や効果的なグラフの見せ方を知っている必要もあるでしょう。

「余計な問題」について悩まない

仕事のスピードを上げてどんどん成長していくためには、悩んでもしかたがない余計な問題について悩んでいる余裕はありません。余計な問題の典型例は以下の5つです。

1. 気分の問題
気分の問題は、それによって何か新たな問題が起きるわけではないので悩んでもしかたがありません。例えば「なんだか太った気がする」という程度では、本当に太ったかどうかはわかりません。「体重が○キログラム増えた」「体脂肪率が○%増えた」といった客観的な事実が明らかになってはじめて問題になります。

2. 命とお金以外の問題
「禁煙しないと命に関わる」「働かないと生活ができない」などの問題は放置しておくと生命の危機や生活の困窮につながるおそれがあるので、解決するために行動を起こす必要があります。しかし、それ以外の問題は緊急度を要するもの以外はたいした問題ではないのです。

3. 規模の大きすぎる世の中の問題
世界平和や超高齢化社会などの問題の場合は、解決しようと思っても一般的なビジネスパーソンが解決できる問題ではありません。そういった問題に頭を悩ませるのは時間の無駄だと言えるでしょう。

4. 当事者が困っていない問題
働かずに親の年金で生活している人や不倫にのめり込んでいる人は一見大問題のように感じますが、それはあくまでも当事者の問題です。あなたや家族が不倫をしているのであれば問題視すべきですが、そうでない場合はあくまでも当事者同士の問題であなたの問題ではないのです。

5. 原因が「人の心」「過去」にある問題
原因が「人の心」や「過去」にある場合は、悩んでもしかたがありません。なぜなら人の心と過去は、基本的に変えることはできません。人の心はなかなかコントロールできないものです。過去も人の心と同様で、変えたり変更したりすることはできないのです。

無駄なく、最速で、目標に突き進もう

リーダーを目指すのなら、常にスピードを意識して仕事をしながら「こうなりたい」という強い願望を持ち続け、無駄な悩みは捨て去る必要があります。無駄なく、最速で、目標に突き進むからこそ、リーダーになれるのです。あなたも将来のリーダーを目指し、リーダーたちの仕事のやり方を真似してみてはいかがでしょうか。(提供:あしたの履歴書online

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