日本を代表する最もメジャーな株式指標と言えば「日経平均株価」です。聞き慣れた用語ではありますが、その中身まで理解している人は意外と少ないかもしれません。ここでは、クイズに沿って「日経平均株価」の中身について理解を深めましょう。

Q1「日経平均株価」の採用銘柄が最も多い業種は?

quiz
(写真=Gustavo Frazao/Shutterstock.com)

「日経平均株価」とは、東証一部に上場されている銘柄の中から日本経済新聞社が独自の基準で選出した225銘柄の平均株価のことです。「日経平均株価」の採用銘柄になれば、日本を代表する銘柄として認知されることになります。

東京証券取引所では33の業種分類を設けていますが、「日経業種分類」では36業種が定められており、「日経電子版」では36業種の採用企業一覧や日々の騰落寄与度などを簡単に確認することができます。(以下「日経業種分類」に従ってクイズを進めます)

さて、クイズに戻ると、答えは「電気機器」です。27社が採用されています。ソニー、日立製作所、パナソニックなどのおなじみの電気機器メーカーに加えて、東京エレクトロンやアドバンテストといった半導体装置、ファナック、安川電機といった産業用ロボットなどが代表銘柄です。

ちなみに第2位は「化学」で17社(信越化学工業、旭化成、花王、資生堂など)、第3位が「機械」で16社(三菱重工業、小松製作所、IHIなど)が続き、以下第4位は「非鉄金属製品」で12社、第5位が「食品」「銀行」「サービス」で11社です。

Q2「自動車」に採用されている10銘柄について、以下のブランクを埋めよ。

五十音順に並んでいます。なお「自動車」は「日経業種分類」によるもので、東京証券取引所の分類では「輸送用機器」に含まれます。

1.いすゞ自動車
2.スズキ
3.( A )

ヒント:自動ブレーキでは先駆的存在。利益の大半を北米で稼ぐ。2017年4月1日に社名変更
4.トヨタ自動車
5.日産自動車
6.日野自動車
7.本田技研工業
8.マツダ
9.三菱自動車工業
10.ヤマハ発動機

日本産業の顔とも言える「自動車」セクターの10銘柄、みなさんはすべてを見ずに言うことができますか?(A)に当てはまるのはSUBARUです。なお、乗用車の他に、商用車、自動二輪車メーカーも「自動車」セクターの採用銘柄です。

Q3「銀行」に採用されている11銘柄について、以下のブランクを埋めよ。

五十音順に並んでいます。

1.あおぞら銀行
2.コンコルディア・フィナンシャルグループ
3.静岡銀行
4.新生銀行
5.千葉銀行
6.ふくおかフィナンシャルグループ
7.みずほフィナンシャルグループ
8.三井住友トラスト・ホールディングス
9.三井住友フィナンシャルグループ
10.三菱UFJフィナンシャル・グループ
11.( B )

ら行で始まる社名。大和銀行、あさひ銀行が前身。ちなみに、あさひ銀行の前身は協和銀行と埼玉銀行。

3大メガバンクはもちろん、地方銀行では保有資産上位のコンコルディア・フィナンシャルグループ(旧横浜銀行など)、千葉銀行、ふくおかフィナンシャルグループ(旧福岡銀行など)、静岡銀行が選ばれています。ちなみに、(B)に当てはまるのはりそなホールディングスです。メガバンク3行につぐ大きさのりそなホールディングスは顧客目線でユニークな取り組みを行っています。

Q4日経平均採用銘柄で時価総額トップは「トヨタ自動車」。では第2位は?

2018年4月15日時点での日本株全体の時価総額ランキングを見てみると

1.トヨタ自動車
2.(C)
3.NTTドコモ
4.三菱UFJフィナンシャル・グループ
5.ソフトバンクグループ
6.キーエンス
7.KDDI
8.本田技研工業
9.ソニー
10.ゆうちょ銀行

となっています。(C)の答えはNTT(日本電信電話)ですね。日経平均採用銘柄=日本を代表する銘柄なので、時価総額ランキング上位企業の多くが日経平均採用銘柄ですが、ベスト10内では「キーエンス」「ゆうちょ銀行」は採用されておらず、圏外では「任天堂」(12位)も採用されていません。

日経平均株価の理解を深め、投資活動に取り入れよう

このように「日経平均株価」を考察してみると色々と発見があります。日本の株式市場への理解を深め、相場勘を鍛える意味でも、興味を持ったこと、疑問に思ったことは調べてみましょう。「どんな項目を調べたらいいか?」「どんなことを知っておけば有利か?」などはIFAを始めとした専門家に相談してみてもよいでしょう。(提供:IFA online


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