転職するのに避けて通れないのが書類選考です。この書類選考を通過するには、履歴書と職務経歴書を通じて自分をアピールしなければなりません。しかし、いざ履歴書や職務経歴書を書こうとすると、書く手が止まるという人も多いのではないでしょうか。

その原因は、履歴書や職務経歴書を更新していないからです。今回はこれらの書類で書くべき内容を再確認するとともに、どんなタイミングでどうやって更新したほうがいいのかを解説します。

履歴書、職務経歴書では自分の良いところだけをしっかり書く

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(写真=Gorodenkoff/Shutterstock.com)

履歴書や職務経歴書を書こうとすると、自分の良いところだけでなく悪いところまできっちりと主張してしまう人がいます。自分は仕事に没頭すると周りが見えなくなりがちですというマイナス面を、「自分は仕事に没頭しても、つねに周りに気を配れます」と偽る必要はありません。しかしだからといって、わざわざマイナス面を主張する必要はないのです。

履歴書や職務経歴書で伝えられる情報は限られています。ある転職コンサルタントによれば、採用担当者が見ている職務経歴書は1枚目までだそうです。コンパクトにまとめるには、自分の良いところを前面に出す必要があるのです。まずはこれを大前提として理解しておきましょう。

転職を考えるときはマイナス思考になっている?

職務経歴書では、自分が成し遂げた仕事の中でも良い仕事について書くのがもっとも効果的です。転職での評価基準は、今までどういう仕事をしてきたかが問われるからです。

しかし転職の場合、たいていの人はマイナス思考になりがちだという点があります。厚生労働省が2015年に発表した「転職者実態調査の概況」によれば、離職理由でもっとも多いのが「自己都合(75.5%)」で、内訳は以下のようになっています。

<全体>
第1位:「労働条件(賃金以外)がよくなかったから(27.3%)」
第2位:「満足のいく仕事内容でなかったから(26.7%)」
第3位:「賃金が低かったから(25.1%)」

<男性>
第1位:「会社の将来に不安を感じたから(30.9%)」
第2位:「満足のいく仕事内容でなかったから(28.3%)」
第3位:「賃金が低かったから(27.7%)」

<女性>
第1位:「労働条件(賃金以外)がよくなかったから」(27.2%)
第2位:「満足のいく仕事内容でなかったから」(24.6%)
第3位:「賃金が低かったから(21.8%)」

このような理由で会社を辞めたとなると、マイナス思考になるのも仕方ありません。

履歴書、職務経歴書更新のタイミングはこの2つ

ベストな履歴書や職務経歴書を作成するためには、内容を適宜更新する必要があります。では書類の内容の更新は、どんなタイミングで行うべきなのでしょうか。それは「大きな仕事を終えた時」と「新しい仕事で結果を出せた時」です。

大きな仕事を終えた時に更新すれば、自分がどれだけの規模の仕事をしてきたのかアピールできます。また、新しい仕事で結果を出せた時に更新すれば、自分が慣れない状況や初めて直面する問題に対して、どのように対応できたのかをアピールできるわけです。

毎回更新するのは面倒だと感じる場合は、大きな仕事や新しい仕事にしても、メモだけでも残しておくようにしましょう。転職のために履歴書や職務経歴書を書く際には、そのメモを頼りに記憶を辿り、自分のしてきた良い仕事を思い出すようにします。

転職するから履歴書、職務経歴書を書くのでは遅い

いざ転職を考え始めてから履歴書や職務経歴書を書こうとすると、自分にとってベストの内容にはなりません。もっとも魅力的な書類にするためには、大きな仕事や新しい仕事を乗り越えるたびにキャリアの棚卸しを行い、履歴書や職務経歴書を更新するようにしましょう。(提供:あしたの履歴書online


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