正式名称:消費者物価指数

ポイント:米国のインフレ動向を表す最重要指標

概要:消費者物価指数とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標で全米87都市に住む一般消費者世帯(全人口の80%)が購入する「商品」と「サービス」の総合的な価格の動きを指数化している。都市部全消費者(全人口の約87%)の消費支出構成でウェイトづけしたCPI-U(都市部の全消費者)を指すことが一般的だが、他に都市部の賃金労働者・事務職労働者の消費支出構成でウェイトづけしたCPI-W(都市部の賃金労働者)(全人口の約32%をカバー)がある。1982年の物価水準がベースとなっている。

特徴:FRB(米連邦準備制度理事会)がFOMC(米連邦公開市場委員会)において金融政策を発表する際に、消費者物価指数の動向は最大の注目材料となっており、米国の金融政策の行方に大きな影響を与える。ゆえに市場やメディアからの注目度が高い。しかしながら、除外されている食料品とエネルギー価格の最近の急上昇は、消費者物価指数を大幅に持ち上げており、実体経済における影響が大きく無視できない状況になる。

洞察(インサイト):消費者物価指数の上昇は消費が活発なことになるので、米経済には好材料。ドルは堅調推移となり、債券・株式市場は軟調推移となる。しかし、極端な上昇はインフレ懸念を台頭させ、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め観測が高まる要因となる。
下落は景気悪化と捉え、米経済には悪材料。ドルは軟調推移となり、債券・株式市場は堅調推移となる。インフレの懸念が後退することで、米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和が高まる。

発表頻度:毎月

発表時期:毎月13日頃(米国東部時間8:30)、前月分が発表

重要度:1