2011年10月に公開されたライトコインは、現在2,000近くもある仮想通貨の中でも、歴史が長い通貨だ。そのため、なじみのある投資家も多く、日本国内よりも米国などの海外でより人気が高い。仮想通貨の時価総額を集計しているCoinMarketCapによれば、ライトコインの時価総額は、2018年10月現在で、7位に位置している。ビットコインを金とするなら、ライトコインは銀といわれているが、そんなライトコインはどこで買うのがお得なのだろうか?
※本記事は2018年10月31日時点の情報を基に執筆しております

ライトコインを購入できる仮想通貨交換業者

ライトコイン, 手数料, 比較
(画像=a98ntfp/Shutterstock.com)

2018年9月3日現在、金融庁に登録されている仮想通貨交換業者16社のうち、ライトコインを取り扱っているのは以下の7社だ。国内の登録業者なら、顧客から預かる資産は自社の資産とは分別して管理するなどしており、いざというときも比較的安心なはずだ。

・株式会社bitFlyer (取引所)(販売所)
・ビットバンク株式会社 (取引所)
・GMOコイン株式会社 (取引所)(販売所)
・ビットトレード株式会社 (取引所)
・BTCボックス株式会社 (取引所)
・株式会社ビットポイントジャパン (取引所)
・株式会社Xtheta (取引所)
(関東財務局、近畿財務局の順で、登録番号順)

取引所の手数料比較

まずは、4つの取引所について、取引手数料や入出金手数料を比較する。業者によっては期間限定のキャンペーンも展開しているので、自身の取引スタイルや運用のタイミングなどを勘案しつつ検討してみるとよいだろう。

ビットポイント

取引手数料 無料
注文単位 0.01 LTC
最大注文数量 1回当たり500 LTC(成行注文の場合のみ。指値注文は制限なし)
円の入金手数料 ジャパンネット銀行・住信SBIネット銀行・イオン銀行のいずれかより即時入金サービスを利用すれば無料
それ以外は顧客が振込手数料を負担
円の出金手数料 振込手数料(実費324円)は顧客負担
仮想通貨の入金手数料 無料
仮想通貨の出金手数料 無料

取引手数料と仮想通貨の入出金手数料が無料なのは魅力的だ。また2018年11月30日までの期間限定で、新規の口座開設者(かつ口座開設後に5万円以上を入金した人)を対象に、ビットコイン3,000円分をプレゼントするキャンペーンも行っている。

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ビットバンク

取引手数料 2019年1月4日まで手数料無料のキャンペーン中
取引金額 0.0001 LTCから最大1,000 LTCまで(ただし、ビットコインからしか購入できない)
円の入金手数料 無料
円の出金手数料 3万円未満は540円、3万円以上は756円
仮想通貨の入金手数料 無料
仮想通貨の出金手数料 ライトコインの場合、0.001 LTC

2017年9月より1年間の限定で行われていた全通貨の取引手数料無料のキャンペーンが、2019年1月4日まで再度延長されることが決定した。ビットバンクでは、ライトコインはビットコインからしか購入できないが、これも当然キャンペーン中は手数料無料だ。

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BTCボックス

取引手数料 0.1%
取引金額  上限なし
円の入金手数料  振込手数料は、顧客負担
円の出金手数料 15万円以下は400円、15万円超は750円
仮想通貨の入金手数料 ライトコインの場合、ネットワーク送付料は顧客負担
仮想通貨の出金手数料 ライトコインの場合、0.002 LTC

同社によると、日本で最も歴史の長いビットコイン取引所であるといい、サーバーダウンも一度もないとしている。ライトコインは対象ではないが、ビットコイン融資という独自のサービスも展開している。

ビットトレード

取引手数料 メイカー0.3% / テイカー0.7%
取引金額 0.0001 LTCから指値注文は最大1,000 LTCまで、成行注文は最大100LTCまで(ただし、ビットコインからしか購入できない)
円の入金手数料 振込手数料は、顧客負担
円の出金手数料 648円
仮想通貨の入金手数料 ライトコインの場合、無料
仮想通貨の出金手数料 ライトコインの場合、0.001 LTC

ビットトレードでも、ライトコインはビットコインからしか購入できないので注意してほしい。また、2018年9月12日に、ビットトレードの実質的な経営権が、香港を拠点とする世界的な大手仮想通貨取引所Huobi(フォビ)に移ったことが発表された。サービス拡充などの今後の動きに注目したい。

取引所における「メイカー」と「テイカー」の手数料の違い

取引所での取引手数料は、ビットトレードのように、「メイカー(maker=作る人)」と「テイカー(taker=取り去る人)」で違いが設けられていることが多い。「メイカー」は、その時点での価格よりも安く買おうとする注文、あるいは高く売ろうとする注文を出した人だ。そうした注文は、「板」と呼ばれる全注文が一覧できるようになっているものに表示される。一方、板にある注文を見て、それにマッチングするような注文を出す人を「テイカー」という。

例えば、1 LTC=5,500円で10 LTC買いたいという注文が板にあるのを見て、その価格以下で売り注文を出すような場合がテイカーだ。売り注文を「成行(なりゆき)」で出すケースもテイカーになる。取引が成立すれば、板に出ていた買い注文は消えるので、売り注文を出した人は「taker(取り去る人)」と呼ばれる。他方、先に注文を板に出していた人は、取引所に流動性を生み与えていたので、「maker(作る人)」といわれている。そして、一般的にテイカーの手数料が高いことが多い。取引所は板の注文数を増やし、活気を高めておきたいためだ。

販売所の手数料比較

取引所と販売所の違い

ライトコインなど仮想通貨を売買する場所には、「取引所」と「販売所」がある。取引所と販売所の違いは、取引の相手方と、取引手数料だ。取引所では参加者同士で取引が成立するのに対し、販売所では販売業者自身が取引の相手方となる。取引所では参加者が少ない場合には取引が成立しづらいのに対し、販売所では提示されている価格でなら、その販売所が定める上限額まで常に売買できる。そうした分かりやすさが販売所の魅力だ。

販売所は売値と買値に分けて価格を提示しており、その2つの価格差はスプレッドと呼ばれている。販売所では取引手数料を無料としているところがほとんどだが、実際はこのスプレッドの中に手数料が含まれていることには注意したい。スプレッドは業者によって違うが、通常0.1~5ポイントとなっている。取引所の手数料と比べると割高となっており、これが販売所のデメリットといえるだろう。また、スプレッドは市場環境によって変わり、常に一定というわけではない。

次に、2つの販売所の手数料を比較する。それぞれに特定の金融機関を使った場合、入出金手数料を優遇している。自身が開設している取引口座によって、販売所を選ぶのもよいだろう。

Bitflyer(ビットフライヤー)

取引手数料 無料
最小取引量 0.00000001 LTC
円の入金手数料 銀行振込の場合、振込手数料は顧客負担。クイック入金の場合、住信SBIネット銀行からは無料、それ以外の銀行からは324円
円の出金手数料 三井住友銀行向けの場合、3万円未満は216円、3万円以上は432円
それ以外の銀行向けは、3万円未満は540円、3万円以上は756円
仮想通貨の入金手数料 無料
仮想通貨の出金手数料 ライトコインの場合、0.001 LTC

ビットフライヤーは、bitFlyer Lightningという名称で取引所も運営しているが、そこではライトコインは取り扱っていない。登録口座数も多く、知名度も高い同社だが、現時点では新規の口座開設の受付を停止している。

GMOコイン

取引手数料 無料
最小注文数量 1回当たり0.1 LTC
最大注文数量 1回当たり30 LTC
最大取引数量 1日当たりのネット金額(購入数量と売却数量の相殺後の金額)が300 LTCを超えると新規注文停止
円の入金手数料 円は無料(銀行の振込手数料は顧客負担)
楽天銀行、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行からは振込手数料無料
Pay-easy(ペイジー)経由も無料
円の出金手数料 無料
仮想通貨の入金手数料 無料、ただしマイナーに支払う手数料は顧客負担
仮想通貨の出金手数料 無料

GMOコインは、東証1部上場のGMOインターネット<9449>のグループ会社だ。これまでは販売所だけを運営していたが、2018年9月5日より取引所の運営も開始した。しかし、現時点では取引所で扱う仮想通貨はビットコインのみとなっている。2018年9月現在、口座開設をすると2万 Satoshiをプレゼントするキャンペーンを行っている(0.00000001 BTC=1 Satoshi)。

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取引規模や投資スタイルから最適な交換業者を選ぶ

ライトコインは日常の少額の決済に適している仮想通貨として、ビットコインよりもスピーディーにかつ安く送金できるように作られたものだ。その高い決済性が評価され、2018年に入ってからクレジットカード決済代行会社での決済手段に採用されたり、モバイル決済での運用も予定されたりしている。今後より一層注目を集めそうなライトコインは、ビットコインに比して少額で購入できる点も魅力で、日本においても上述した通り複数の交換業者が扱っている。

取引金額が比較的少額な初心者にとっては、各種手数料の有無が運用のカギを握る。投資初心者が多くの選択肢の中から自分に合った交換業者を選ぶには、「取引所」と「販売所」の特性を理解することはもちろんのこと、各交換業者の売買手数料や入出金手数料、さらにはキャンペーン内容を比較検討することが重要になる。自分にとっての最適な業者を探し出すために、複数の業者に資料請求したり、実際に複数口座を開いたりしてみるのもよいだろう(ZUU online編集部)。

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