正式名称:雇用統計

ポイント:オーストラリアの雇用情勢を示す最重要統計

概要:雇用統計といえば、毎月初旬に発表されるアメリカの雇用統計ばかりが注目されるが、FX、豪ドル債、豪州株などに投資するなら必ず見ておく必要がある、オーストラリアの情勢の超重要指標。具体的には、失業率と雇用者数変化に注目すべき。失業率低下または、雇用者数増加の傾向が明らかな場合は、金利上昇に直結するため、豪ドルに上昇圧力がかかる。失業率上昇または雇用者数減少が確認されればその逆の傾向が見られる。豪雇用統計発表直後に、豪ドル円が1円や2円ほど急激に変動することも珍しくないため要注意。原則として毎月第2週木曜日の日本時間10時半(現地サマータイム採用時は9時半)に発表。この雇用統計は、就業者数、失業者数、失業率、労働参加率の4項目によって構成されている。失業率に大きな変動がない場合でも、就業者数が大幅に増減する場合もある点に注意。
【失業者数】
・15歳以上で、就業意欲はあるものの、調査対象期間中に就業していない者。
【失業率】
・失業者数の労働人口に対する割合(%)
・国家レベルと州別の数字も発表される。
【就業者】
・フルタイム:週35時間以上勤務している就業者
・パートタイム:週35時間未満勤務している就業者

特徴:この指標を用いる注意点は、失業率と就業者数が整合的でない場合がある点である。

洞察(インサイト):【失業率が上昇した場合】→債券市場は金利低下により上昇、豪ドルは軟調推移。株式市場では株安が起こる要因となる。
【就業者数が増加し、失業率が低下した場合】
→債券市場は金利低下により上昇、豪ドルは堅調推移。株式市場では株高が起こる要因となる。
【失業率が低下した場合】
→債券市場は金利上昇により下落、豪ドルは堅調推移。株式市場では株高が起こる要因となる。
【就業者数が減少し、失業率が上昇した場合】
→債券市場は金利低下により上昇、豪ドルは軟調推移。株式市場では株安が起こる要因となる。

発表頻度:毎月

発表時期:

豪キャンベラ時間11:30
毎月第二木曜日に発表予定

重要度:1