正式名称:生産者物価指数

ポイント:米国の生産者レベルでのインフレ指標

概要:生産者の卸売価格を指数化したもので、米国製造業者の約10,000項目における販売価格から調査・算出した物価関連の経済指標。1982年=100として算出され、製造段階別(原材料・中間財・最終財)、品目別、産業別の数値が毎月発表される。消費者物価指数(CPI)と共に、インフレ率及び物価変動率の判断材料として用いられている。

特徴:一般に消費者物価指数(CPI)が買い手側の価格を表すのに対して、生産者物価指数(PPI)は売り手側の価格を表す。季節調整後・前のデータを発表し、CPIではカウントされない企業の資本財購入がカウントされる。一方、変動しやすい要素(エネルギー・食料)が原因でデータを歪めているので、物価トレンドを把握する際には、総合指数とコア指数の差が大きければ通常、マーケットではコア指数を重視する傾向がある。

洞察(インサイト):生産者物価指数(PPI)が上昇した際には、消費者が購入する物価も上がりインフレに傾くため、ドルが買われやすくなる。よってドルは堅調に推移し、債券・株式委市場は軟調に推移する。また、物価が上昇し、貨幣価値が下がってしまうため、バランスを整えるために金利を上げて貨幣価値を上げる対策を行う。下落した際には、インフレ懸念が後退するため、ドルが売られやすくなる。よってドルは軟調に推移し、債券・株式市場は堅調に推移する。また、物価が下落し、貨幣価値が上がるため、金利を下げる。

発表頻度:毎月

発表時期:毎月15日前後(米国東部時間8:30)、前月分が発表

重要度:1