銀行口座、証券口座、iDeCo(イデコ)口座、ロボアド……。ふと気づくとたくさんの金融機関の口座を開設していたという人もいるでしょう。金融機関の口座がたくさんあると、キャシュカードでお財布がパンパンになるだけでなく、総資産を把握しづらいというデメリットがあります。では、上手に整理するには、一体どのような方法が良いのでしょうか?

金融機関の口座も断捨離が大事!

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(写真=BABYFRUITY/Shutterstock.com)

金融機関の口座が多すぎると、複数のデメリットが生じます。たくさんのキャッシュカードでパンパンに膨らんだお財布は見た目も不恰好ですし、他の人の目には整理整頓が苦手な人という印象も与えかねません。また、引越しの際の住所変更も手間が増えてしまいますし、何より問題なのは自分の総資産を一目で把握できないということです。

総資産が把握できないと、お金の管理もズボラになり、貯蓄したいという意思はあっても上手に貯めることができません。家計簿アプリを使って、複数の口座を連携して管理する方法もありますが、それでも各口座の入出金を一つひとつ確認するには手間がかかりますので、効率的にお金を管理するのは難しいでしょう。そこで大事なのが、口座を断捨離する、という考え方です。

口座を減らす、という意味での断捨離。では、増えてしまった口座はどのように減らせば良いのでしょうか?それにはまず、口座を作った目的を再確認することから始めましょう。

口座が増えてしまった人の中には、引越しや就職、転職などでメインバンクを変える必要があり、その都度、新しい口座を開設したという人もいるでしょう。その場合は、引越し以前に使っていた口座や、定期的な入金がない口座を確認してみましょう。これらを解約するだけでスッキリと整理できます。

基本の3つに絞るとよりお金が貯まりやすくなります

口座が多い人の中には、貯蓄の目的別に口座を分け、あえて複数の口座を持っているという人もいるでしょう。

旅行や留学資金、結婚準備金などあえて口座を分けることで貯蓄へ動機づけ(モチベーションアップ)させるという考え方もあります。また、金利の良い地方銀行などの自動積立定期を見つけるたびに新しい口座を開設した結果、増えてしまった、という人もいるでしょう。

しかし、そのような場合でも断捨離は必要です。そのままでは、目的が増えるたびに口座が際限なく増え続け、管理が複雑化する一方だからです。

まずは思い切って各口座を持つ目的の「視点」を変えてみましょう。すると3種類にまで口座を絞ることができ、より効率良くお金を貯めることができます。ではその3つとはどのようなものでしょうか?

まず1つ目は「今、使うため」のメインバンクです。給与振込や公共料金の支払いなど普段使いを目的とした口座は1つにまとめておくと毎月の入出金をしっかり把握することができ、使いすぎも一目で判断できます。

2つ目は、「将来に備えるため」の貯蓄専用口座です。旅行資金や結婚資金など細かく口座を分けるのではなく、引き出すタイミングを「旅行のとき」「結婚するとき」などのマイルールを決めて管理を行うと複雑化を防げます。また、貯蓄の総額が一目で把握できるため、イベントの都度、使う限度額を調整でき、気持ちよくお金を使うことができます。お金は気持ちよく使うと、一時的に金額が減っても次の目的のために「またお金を貯めたい!」と感じやすくなり、モチベーションの維持に役立ちます。

3つ目は、「お金を増やすため」の投資用口座です。証券やiDeCoなどに利用する口座をできる限りまとめておくと、各商品もまとめて把握できるため、管理が楽になります。管理が楽になれば売買のタイミングを逃すなどの失敗も減り、結果的にリスクヘッジ(回避)にもつながりやすくなります。

口座を減らせばお金に対する意識が向上する

ほったらかしの口座をなくし、また多すぎる口座を必要最低限にまとめると、総資産の増減が手に取るように把握できます。浪費家の人は自然とお金の使い方が慎重になり、貯蓄好きな人はより達成感を味わいやすくなるでしょう。

いずれのタイプも、金融機関の口座を3つに絞ることでお金を「貯める」、投資で「増やす」、浪費せずに「守る」という目的をしっかり意識できるようになります。より意識を高く持ち、しっかり将来に備えていきましょう。(提供:iDeCo online


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