年末年始は忘年会やお正月などで支出が増える時期でもあります。将来に備えて資金形成をしようと思っていても、イベントがあるとどうしても出費はかさみがちに。そんな悩みを抱える方のために、冬のボーナスを有意義に活用するためのポイントを紹介します。

無駄遣いをストップ!使い道ごとにボーナスを仕分けよう

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(写真=Sofi photo/Shutterstock.com)

社会人であれば誰もが期待する冬のボーナス。年末年始には散財したくなるイベントが目白押しですが、不要な出費は可能な限り避けたいものです。子育て世帯であれば子どもの教育費、ミドル・シニア世代であれば老後生活への備えのために、ほとんどを貯金に回すという方も多いのではないでしょうか。

2019年のゴールデンウィークは、5月1日に皇太子さま即位・改元がおこなわれる関係で、4月27日から5月6日までが10連休になることが決まっています。連休を生かして長期の旅行を計画していたとしても、年末年始の時点で散財してしまっては元も子もありません。また来年度は何といっても、10月に8%から10%への消費税率の引き上げが予定されています。増税の前に自動車やマイホームなど大きな買い物をするには、ボーナスを手堅く蓄えておかなければなりません。

そこで、冬のボーナスを散財しないために、仕分けの管理術がおすすめです。仕分けの内容は、①旅行など大きな買い物用、②保険や税金の年払い・住宅ローン返済用、③生活資金の上乗せ用という3つの用途と、それ以外の余剰資金です。ボーナスが振り込まれたその日のうちに仕分けることで、年末年始シーズンの無駄遣いを防ぐと同時に、余剰資金を生み出して将来に向けた貯蓄や運用に回すことができます。それぞれの使い道を明確化すれば、自由に使えるお金も意外と多いかもしれません。

ボーナスで資金運用にチャレンジ。ただし引き出しやすさも考慮して

ボーナスを貯蓄に回す場合も、低金利が長引く現在、普通預金口座に預けっぱなしにしておくのは非常にもったいないです。現在、メガバンクといわれる大手都市銀行の普通預金金利が0.001%程度であるのに対して、大手ネット銀行の定期預金などでは0.10%や0.15%といった高金利を打ち出しており、その差はおよそ100倍にもなります。実際には数百円、数千円といった差であっても、今後貯蓄して預金が増えていくことを考えると、少しでも金利の高い口座を利用するのが得策です。

さらに、もう少し増やしたいという方は、個人向け国債や個人向け社債といった投資商品を検討してみてもいいでしょう。投資初心者でもチャレンジしやすく、銀行や証券会社が実施するセットプランやキャッシュバックキャンペーンなどを利用すると、よりお得に投資を始めることができます。例えば個人向け社債であれば、年限にもよりますが1%を超える高利率で販売されているものもあるようです。

ただし、注意すべきなのは、高金利の商品は解約条件が厳しいものがあるということです。一度購入すると、一定の年数を経ないと途中解約できなかったり、途中解約ができる場合でも、元本割れしてしまったりする可能性もあります。予期せぬ事態が起きたときに柔軟に対応するために、引き出しやすさも考慮しながらバランスよく投資商品を選ぶようにしてください。

年末年始は節約のチャンス。家計や口座を見直してみよう

「運用や投資はなかなかハードルが高い……」という方は、年末年始に向けて普段の口座を整理してみるとよいでしょう。「生活費の口座」と「増やす口座」の2つの口座を作り、仕分け後に余った分のボーナスは増やす口座に貯蓄します。生活費の口座は、給与の振込口座や家賃などの引き落とし口座にして、できるだけ使い勝手を重視します。このように預け分けることで、毎月の普段使いと貯蓄をきちんと可視化でき、トータルの資金プランが立てやすくなります。

貯蓄上手になるには、1ヵ月の予算やお金を下ろす回数・金額を明確にすることも大切です。引き出すお金を定額にすると、月の途中で何度もATMに行っていつの間にか残高が減っているというような事態を避けられます。また、新たな1年が始まるこの時期は、普段何気なく払っているスマホ料金や保険料、光熱費を見直すチャンスでもあります。特に光熱費は、寒さが増す時期にかさんでくるので、その前にプランやサービスを切り替えておくと節約効果も高まります。

そのほかにも、旅行はせず実家に帰省する、バーゲンに行くのを控えるといった小さな工夫も、年末年始の散財を防ぐのに有効です。1年に2回しかないボーナスだからこそ、無駄遣いを減らし、貯蓄や運用など自分に合った方法で賢く活用してください。(提供:iDeCo online

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