「生きていくだけでこんなに費用がかかるのか!」

一人暮らしを始めたばかりの人誰もが抱く感想ではないでしょうか?

実家にいたころは、たとえ月々の稼ぎの中からお金を入れていたとしてもかかっているとは想像もしていなかったコストに直面し、「これは大変だ!節約しないと!」と思われる方も多いと思います。

しかし、ネットで節約のコツを探そうとしても、出てくるのは食費の節約ポイントや節約レシピばかり。

そんな方向けに今回の記事を執筆しました。

食費以外の節約のポイントも簡単に触れていますが、それより前に大切にしていただきたい「節約の目的を定める」ことの重要性も強調しています。

そして、その目的達成のための手段が節約だけではないことも言及しています。

ご参考にいただけますと幸いです。

一人暮らしの節約術!目先の食費を削る前に重視すべきポイントを解説
(画像=Getty Images)


なぜ節約をしたいのか、貯金が目的なら目標額を決めよう

まず、大切なのは節約する「目的」を考えることです。

節約することで、もしかしたら我慢したり、不便な思いをすることがあるかもしれません。

そんな時、目的があればそれも受け入れることができますが、漫然と節約していたのでは耐えきれなくなってしまうかも。

場合によってはそれまでの我慢の反動で使いすぎてしまい、台無しになることもありえます。

自分がなぜ節約をするのか、まずは明確な回答を用意しましょう。

多くの方にとって、おそらく目的は「貯金」ではないでしょうか?

せっかくなので、もう少し踏み込んで「なぜ」貯金したいのか、「いくら」貯金したいのか、そして「いつまでに」貯金したいのかそういったことまで明確にしていきましょう。

そうすることで、月にどの程度節約すればよいのか、そのために何をすればいいのかなど明らかになってきます。


一人暮らしで最も多い支出は?

まず、一人暮らしで多い支出が何なのかを見てみましょう。

賃貸情報を提供する「エイブル」の調査により、以下のデータが出ています。

もちろん、住んでいる場所や生活スタイル、趣味趣向などによって個人差はかなりあるはずですが、平均的には上記のような額となっているようです。

家賃、食費、交際費といった項目が高い比重を占めていますね。


まず自分が何にどれだけお金を使っているのか把握しよう

では、改めて、ご自身の支出について確認してみましょう。上記の表も参考にしながら、

  • 自分の出費が平均に比べてどうか
  • トータルの出費の中でどうか

といった指標で考えてみましょう。

できれば、直近3カ月~6カ月くらいの数字を算出してみて、どの項目が「平均より多いか」「自分の出費の中で多いか」といったことを考えてみましょう。

家賃、水道光熱費、通信費といった項目はよほどのことがない限りそれほど変動しないお金ですが、食費、交際費、雑費は月々によって大きく変動する可能性があるので、複数の月のデータを取ってみるのが望ましいです。


最も改善しやすいのは食費

自分の支出を書き出してみて、どう感じられたでしょうか?

調査データでも高い比重を占めていた「食費」が高かったという方も多いのではないでしょうか?

「節約メニューのページばかり出てきて参考にならない!」

と思われる気持ちもごもっともなのですが、実は最も改善しやすいのが食費なのです。

家賃は「意識すれば下がる」といった類のものではないですからね。

食費は、自炊すれば一食数百円程度。

賢く使えば100円に抑えることも可能です。

これが外食すれば、たいてい500円~1,000円程度になってくるでしょうし、飲み会ともなれば、少なくとも3,000円というお金が1食で出ていくことになるのです。

必要な会、どうしても出たい会への出席は「交際費」として必要な出費かもしれませんが、誘われるがままに、漫然と出席していると、思った以上の出費になることもご認識いただきたいです。


食費以外の生活費や交際費を抑えるところが節約のポイント

食費について重要性を再認識いただいた上で、ある程度の改善のめどを立てたら、他の部分の削減についても見てみましょう。

まず、月々必ず出ていく家賃などのお金について。これは一見、必ず出ていくので削ることはできないように思えますが、そうでない場合もあります。

たとえば、

  • 家賃の安い部屋に住み替える
  • 格安SIMの業者へと変更する
  • 電気やガスの供給業者をかえる

といったことで、支払いの金額を下げることが可能な場合もあります。

※一時的な出費が出るケースもあるのでしっかりと算出しましょう。

次に、月々変動する出費についてはより簡単に節約が可能です。

直近数か月で実際に支払いをしたものの中から

  • もっと出費を抑える代替手段はなかったか
  • そもそも結果的に不必要だった出費はなかったか

といったものを考えてみましょう。

思い当たる項目があれば、それを実践していくだけです。

たとえば、

「毎月買っている日用品だが、ディスカウントストアでまとめ買いすれば購入単価を下げられた」

「飲み会に惰性で2次会、3次会と行ってしまったが、出費がかさんだ上に帰りにタクシー代までかかった」

など、具体的に改善ポイントがあれば、そこを意識するだけで変わってきます。


収入を改善したい場合は転職や副業の選択肢も

節約のポイントを抑えたところで「何を」、「どの程度」削れるのか、ざっくりとシミュレーションしてみてください。

必要なお金は確保できそうでしょうか?

「できそう!」であれば問題ないのですが「意外とキツいな」という方も多いのでは?

元々浪費が多かったり、何かを思い切ってやめられるようであれば大きな金額の節約も可能。

ですが、ごく普通に生活している場合、節約によって大幅にお金を確保するのも中々難しいでしょう。

そうなると「支出を減らす」ということよりも、「収入を増やす」ということも視野に入れた方が良いかもしれません。

つまり、空き時間を使って副業を始めるといったことや、思い切って転職するといったことも選択肢として考えられるでしょう。

もちろん、「起業」というのも考えられますが、いきなり起業がリスキーだと思えば、まずは副業から始めてみるのが不安も少ないと思います。


貯金以外の余裕資金(現金)は投資に振り分けることも視野に

副業など、空き時間に自分で動いて収入を増やすことも大切ですが、同時に大切になってくるのが「自分が動かずに収入を増やす」方法も手に入れることです。

代表的なものは「投資」ですね。

自分ではなくお金に働いてもらうことでさらにお金を増やすサイクルを生み出すことができれば、資産形成のスピードを速めることが可能です。

ただし、投資はあくまでも余剰資金で行うことも大切です。

なぜなら、投資にはリスクがあるからです。

上手く運用できればお金が増えますが、上手くいかなければ減ることもあり得ます。

特に、最初のうちはどちらかというと負ける可能性の方が高いでしょう。(将来大きなお金を入れて勝つための勉強代だと考えましょう。)

まずは、貯金は貯金でしっかりと確保した上で、余剰資金から少額ずつでも投資を行っていくというスタンスが一番確実です。

デモトレードではなく、少額でも良いので実際にお金を入れて投資を行いましょう。

デモトレードは操作方法を覚える程度に活用するのは構いませんが、デモトレードで架空の資産をどれだけ増やせても実際に自分のお金を入れると感覚はまったく違います。


まとめ

内容を簡単に振り返ってみます。

まず、最も大切なのは節約の「目的」を明確にすることです。節約が趣味だという方はいらっしゃらないでしょう。

わざわざ節約することによって、得たい結果は何なのかということをまず明らかにするのが大切です。

その上で、ご自身の現在の支出を改めて振り返ってみて、どの部分を削ることができるかを洗い出してみましょう。

削りやすいのは「食費」「交際費」などですが、月々固定で支払っているものも、工夫次第では削ることができます。

また、節約して支出を減らすのと同様に、収入を増やすことも収支改善につながりますね。副業、転職、投資。

いずれも簡単に儲かるのではありませんが、長期的に目標達成のための強い見方になってくれるかもしれないものです。

余裕のある範囲で、同時並行でチャレンジしてみるのも大切です。(提供: The Motley Fool Japan


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