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(画像=Garsya/Shutterstock.com)

マーケットを語るうえで重要なキーワードの1つが「裁定」です。広辞苑には「当否を判断して決定する」、大辞泉には「物事の善悪・可否を判断して決めること」とあります。金融・経済の分野では割安になった資産を買い付け、割高になった資産を売る、といった意味で「裁定取引」という用語として多く用いられます。つまり、資産の選択をめぐる最も基本的なメカニズムを示す用語です。

広義の意味では「債券と株式を裁定する」、あるいは「原油と金が裁定され」といったように用いられます。割高な資産が売られ、割安だと判断された資産が買われるわけですから、それらの割高・割安感は裁定取引によって常に解消される方向に動きます。割高になった資産がいつまでも割高な水準に置かれ、割安な資産がいつまでも割安であり続けることは通常ありません。

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