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(画像=Micolas/Shutterstock.com)

大学病院のがんセンター内で、がんと暮らしを考える会の相談員として、月に一度の「がん治療生活を支える〜お金と仕事のお悩み相談会」を開始し、丸4年が経ちました。始めたころは埋まらなかった予約枠も、今ではキャンセル待ちの月もあるほど、がん患者やその家族からたくさんの相談が舞い込んできます。

相談が増えている理由として、患者サロンや外来化学療法室に足を運ぶ患者の間で口コミが広がっていることも挙げられます。そしてなによりも、患者の話を聴いて相談会に繋げる役割である医療従事者が、患者の言葉から、お金や仕事の困りごとを拾い上げる視点と知識を持つようになったことが最大の理由です。

私たち専門家相談員は、医療従事者から患者の困りごとだけでなく、患者や家族の想いや、これまでの治療の経緯や病状、副作用、今後の治療法などの医療情報も引き継ぎます。常に医療従事者との連携を図りながら、相談に来られた目の前の方に対して「治療」として話を伺います。

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