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(画像=Andrey_Popov/Shutterstock.com)

「達人」がいる事業所では偏った資産配分になりやすい

資産運用の世界では「ホームカントリーバイアス」という傾向がよく知られている。特に株式投資などを行う場合にどうしても自国の市場への投資ウェイトが高くなりがちな傾向を表した言葉である。これは日本に限らず、どこの国でも同じような傾向が見て取れる。

ところが、確定拠出年金の加入者の運用状況を見ていると、これもまた別な意味で面白い傾向が現れてくる。それが「職域バイアス」だ。この名前は私が勝手につけたものだが、長年にわたって企業型確定拠出年金(以下、企業型DC)の加入者を見ていると、明らかにこの傾向が出てきている場合がある。一体どんなものなのかを具体的に紹介してみよう。

資産運用の達人がいるとみんなが相談しに行く